場所ごとに合った1台を選ぼう!

【空気清浄機で変わる家の空気学・2】 花粉の季節、「空気清浄機を買ったのに効いている気がしない」という声をよく聞きます。実は空気清浄機は「置く場所」で効果が大きく変わるのです。花粉は玄関から入り、リビング、寝室へと広がります。場所ごとに合った1台を選ぶだけで、家の中の花粉をぐっと減らせます。

花粉は「玄関→リビング→寝室」の順に広がる

買い物や送り迎えから帰ると、コートや髪にはたくさんの花粉がついています。その花粉が玄関で舞い上がり、廊下を通ってリビング、さらに夜には寝室の布団にまで届きます。

つまり、入り口の玄関でまず止める。次にリビングで取る。寝室は静かに守る。この3段階が花粉対策のコツです。

【玄関】帰ってすぐの花粉をキャッチする“最初の関門”

玄関は狭いので、小さな空気清浄機でも十分です。靴箱の上に置けるサイズで、帰宅時にサッと花粉を吸ってくれるものを選びましょう。

選び方のコツは以下です。

・幅25cm以下のコンパクトなもの

・4時間つけっぱなしでOK

・フィルターは花粉シーズン中に1回、掃除機で軽く吸うだけ

【リビング】家族が一番長くいる場所だから“パワー重視”

子どもが宿題をする時間、夕食後のくつろぎタイム。リビングは花粉を吸い込む時間が一番長い場所です。窓の開け閉めや人の出入りでも花粉が入るので、広い部屋を素早くきれいにできるパワーのあるモデルが向いています。加湿機能付きなら、乾燥対策も一緒にできて便利です。

選び方のコツは以下です。

・花粉の季節だけパワフルに使いたい場合は、やや大きめを選ぶと余裕があります。

(例:16畳のLDKなら「30畳対応」くらいが目安)

【寝室】寝ている間の花粉対策は“静かさ”が最優先

布団には日中に運ばれた花粉がたまっています。寝返りで舞い上がるので、朝の鼻づまりの原因になることも。寝室ではとにかく静かなモデルを選んでください。「おやすみモード」があれば、ランプも暗くなり眠りの邪魔になりません。

選び方のコツは以下です。

・運転音は30dB以下を目安に(ささやき声程度かそれより静かなレベル)

・寝る1時間前にスイッチON→起きたらOFFでOK

・シーツは週1回以上洗うと、空気清浄機との“合わせ技”で効果アップ

まずは玄関の1台から始めてみてください

3部屋全てに一度にそろえる必要はありません。まずは花粉の入り口である玄関に1台。これだけで外から持ち込まれる花粉を大きく減らすことが期待できます。余裕ができたらリビング、寝室と順番に足していけば大丈夫です。(マイカ・秋葉 けんた)

秋葉 けんた

編集プロダクション「マイカ」に所属するITライター。セキュリティーやクラウド、AI、家電やガジェットなど、Webサイトや書籍、雑誌、新聞など、さまざまな媒体で豊富な執筆実績がある。大手IT企業やコンサルティング会社のオウンドメディア制作に携わっている。