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5月1日から角川シネマ有楽町で開催される「角川映画祭」の目玉作品の1本である『セーラー服と機関銃 4Kデジタル修復版』先行上映会&緊急舞台あいさつが、4月30日に同所で行われ、出演者の柳沢慎吾が登壇した。
薬師丸ひろ子が演じる主人公・星泉の同級生・智生役として映画初出演を果たした柳沢は当時19歳。「あの頃、『翔んだライバル』という学園ドラマで主役をやらせてもらっていたので、ドラマと映画を同時に撮っていました。ちょっと売れっ子でした」と自慢げに語った。
45年ぶりに『セーラー服と機関銃』の舞台あいさつに登壇したことについては、「角川映画が50周年、すごいね。セーラー服は45年。(当時)ひろ子ちゃんともいろんなところに行きました。新宿アルタの前でもやったんですよ」と振り返り、薬師丸の歌唱を待ちわびるファンの前で、ひょうたん三銃士として薬師丸の応援歌「センセーショナル・ヒロコ」を歌ったが、帰れコールを浴びたことを懐かしそうに語った。
撮影当時の思い出を聞かれた柳沢は、「初めての映画のファーストカット。ひろ子ちゃんもいたし、光石研ちゃんも岡(竜也)くんもいた。相米慎二監督はテストを何回も何回もやるんです。厳しかったですね。僕ら3人がひろ子ちゃんのところに走っていくシーンは、何回やってもバツ。夏だからセミが『ミーンミンミン…』って鳴いている中、53回。今でも覚えている」と回顧。
相米監督に「どこが悪いんですか?」と唇を震わせながら聞いたという。すると「『柳沢が真ん中に来るのが気分が悪い。おまえは右に行け』って。結局、(自分は)右になっちゃって、光石研ちゃんが真ん中になったの。『早く言ってよー』ってことがありました」と明かした。
さらに、仙元誠三撮影監督やカチンコを鮮やかに操るスタッフの動きなど、活気あふれる撮影現場の様子を身振り手振りを交えながらリアルに再現した。
最後に柳沢は「ひろ子ちゃん、ここ(頬)を切ったでしょ。機関銃をぶっ放した時にガラスの破片が飛んだらしいの。『カ・イ・カ・ン…』っていう前に頬を切っちゃったの。でもやめなかったんですよね。17歳。普通なら『ごめんなさい』ってやめるけど、そのまま続けたんだって」と明かした。
続けて、「スタッフの人も『普通だったらやめるよ。そのまま演じたひろ子ちゃんはすごい。プロ。女優の域を超えている』って言っていました。俺だったらどうよ。『ギャーッ、スタッフ救急車呼んで。中止、中止』」と興奮気味に語った。
さながら“一人『セーラー服と機関銃』”状態となり、柳沢の独演会となったイベントは、会場を爆笑の渦に巻き込み、ハイテンションのまま終了した。







