~国産唯一の装具メーカーと地元銭湯が連携する、入浴・交流イベントを6月11日より開催~
2026年5月27日
アルケア株式会社
オストメイトの「入浴の壁」を解消する「心のバリアフリー」を、墨田区の銭湯から。
~国産唯一の装具メーカーと地元銭湯が連携する、入浴・交流イベントを6月11日より開催~
アルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:伊藤 克己、以下「アルケア」)は、オストメイト※1とそのご家族を対象とした、「ココロとカラダがあたたまる体験と交流の3日間」を、2026年6月11日(木)から13日(土)にかけて開催いたします。

イベント会場の御谷湯
2024年4月に催行したオストメイトのための日帰り温泉ツアーの様子
現在、オストメイトは国内に20万人以上いらっしゃいます。身体内部の機能に障害がある内部障害に該当し、排泄管理のため、入浴や就寝時などを含めて常にお腹にストーマ装具※2を装着する必要があります。ストーマ(人工肛門・人工膀胱)は腹部に位置するため、外見だけではオストメイトであることは分かりません。また、排泄に関わるセンシティブなことでもあるため、ご自身がオストメイトであることを周囲に伝えないケースも少なくありません。このような背景から、オストメイトについての社会的認知が進んでおらず、周囲の理解が十分に進んでいないのが実情です。こうした中、オストメイトの多くが、ストーマ装具への視線や衛生面での誤解に対する不安から、温泉や銭湯などの公衆浴場の利用を諦めてしまう現状があります。事実、アルケアが実施したアンケート※3では、80%以上のオストメイトが「温泉に行かなくなった」と回答しています。
本イベントは、オストメイトが抱える公衆浴場への心理的・物理的なハードル(見えない壁)を解消し、心から入浴を楽しめる機会を提供するとともに、入浴施設をはじめ、世の中におけるオストメイトへの正しい理解と、社会的認知の向上を目指します。
※1 さまざまな病気や事故などにより、お腹に排泄のための「ストーマ(人工肛門・ 人工膀胱)」を造設した人
※2 ストーマから排出された排泄物や分泌物を溜める専用の装具のことで、ストーマ装具は排泄物を溜めておくストーマ袋(パウチ)と、ストーマ袋をお腹に粘着させる面板から構成されている
※3 調査方法:オストメイト向け無料情報誌「向日葵」内のアンケート用はがき、調査期間:2023年10月~2024年1月、調査対象:オストメイト向け無料情報誌「向日葵」購読者(N=781・複数回答)
- イベント企画の背景
2024年4月1日の「障害者差別解消法」の改正施行に伴い、公衆浴場や宿泊施設におけるオストメイトへの合理的配慮が求められる中、依然として社会の認知や理解の不足などといった課題が残されています。 ストーマ装具は適切に装着すれば排せつ物が漏れることはなく、衛生上の問題はないため入浴が可能ですが、多くのオストメイトが「周囲の目が気になる」「誤解されるのではないか」という見えない壁を感じて公衆浴場などでの入浴を控えています。
アルケアは、1965年に国立がんセンターの看護婦長(当時)からの要請により、国産初のストーマ装具「ラパック」を開発以来、約60年にわたり、製品の提供にとどまらず、ケアに関するガイドブックや無料情報誌「向日葵」の発行など、オストメイトの方々への情報提供や支援を継続して行っています。また、これまでも、2019年と2024年にオストメイトのための日帰り温泉ツアー※4を実施してきました。オストメイト当事者が一歩踏み出すきっかけを支援するとともに、オストメイトに関する見過ごされがちな社会課題を解決するには、こうした啓発活動の継続が不可欠であると考え、今回、1947年創業の東京都墨田区のバリアフリー銭湯「御谷湯(みこくゆ)」と新たに連携いたします。御谷湯の優れたバリアフリー環境と、アルケアのオストメイトに関する専門的知見を融合させ、心理的な壁と物理的な壁の両方を取り払う「墨田区発・地元企業と銭湯の連携によるオストメイトの入浴支援の新たなモデルケース」を創出し、啓発活動を通じて「心のバリアフリー」を広げ誰もが自分らしく生活できる社会の実現に貢献してまいります。
※4 近畿日本ツーリスト株式会社と連携
- イベントのポイント
- 完全貸切による「ゆったり入浴体験」の提供
一般営業開始前の約2時間をオストメイトとそのご家族のみで完全貸切とし、周囲の目を気にせずゆったりと入浴できる環境を提供します。脱衣所等にアルケアスタッフを配置し、万が一の際もサポートできる安心の体制を整えます。
- 地元老舗銭湯とストーマ装具メーカーの連携による、墨田区発「オストメイト入浴支援モデル」の創出で広げる「心のバリアフリー」
創業の地である墨田区に本社を置くアルケアと、同区のバリアフリー銭湯である御谷湯による初めての地元企業同士の連携事例です。この取り組みをモデルケースとして、オストメイトへの理解が温浴施設をはじめ全国に広がるきっかけとなることを目指します。
- オストメイトの声を生かす「開発者と語ろう会」と、安心につながる「工場見学」
参加者が、日頃の悩みや要望を製品開発者に直接伝えられる交流の場(語ろう会)を設けます。また、工場内では普段は見ることのできないストーマ装具の徹底した品質管理や製造工程を見学いただきます。

2024年4月に催行したオストメイトのための日帰り温泉ツアー内の工場見学の様子
- イベントの概要
イベント名: ココロとカラダがあたたまる体験と交流の3日間
日程:2026年6月11日(木)、12日(金)、13日(土)
対象: オストメイトとそのご家族
内容:参加者は以下のプログラムを自由に組み合わせてご参加いただけます
プログラム1. バリアフリー銭湯の御谷湯 貸切入浴体験会
日時:6月11日(木)、13日(土) 12:30~15:00/場所:御谷湯(東京都墨田区)
プログラム2. アルケアの開発者と語ろう会
日時:6月11日(木) 15:00~17:00/場所:アルケア株式会社 曳舟オフィス(東京都墨田区)
プログラム3. アルケア株式会社 ストーマ装具工場見学
日時:6月12日(金) 13:00~16:00/場所:アルケア株式会社 千葉工場(千葉県千葉市)

参加方法:事前の参加登録が必要です。左記の二次元コードよりお申込みください。
申し込み締め切り:6月5日(金)
※一般参加の受付状況について
プログラム2.および3.につきましては、オストメイトの皆さまより大変多くの反響をいただき、期日前に受付終了しております。
なお、プログラム1.につきましては、引き続き6月5日(金)まで受け付けております。
※報道関係者の皆さまの取材申し込みについて
報道関係者の皆さまの取材につきましては、受け付けております。取材をご希望の方は、ご連絡ください。
- アルケア株式会社について
1953年に国産初の石膏ギプス包帯「スピードギプス」の開発・製造に成功し、1955年に創業しました。ケアをする人・ケアを受ける人の双方にとって「親切な製品をつくる」という創業当時の想いを受け継ぎ、褥瘡・創傷領域、看護領域、ストーマ領域、整形外科領域の4つの専門領域で、現場ニーズを製品・情報・サービスへと具現化し、価値を創出しています。予防から社会復帰に至るまでの医療のケアプロセスを看護から支えるインフラ企業として社会とつながり、「人に寄り添う” かんご ”を、世界のスタンダードに。」することを目指して挑み続けてまいります。
ストーマ領域:オストメイトが生涯にわたって自由に、安心して過ごせる毎日の実現へ
日本人のライフスタイルに合った使いやすさや安心を追求したストーマケア用品を展開するとともに、オストメ
イトが抱える不安を少しでも解決したいという想いから、日常生活を支える製品・情報・サービスの充実も図っています。オストメイトの皆さまと共に歩み、自分らしいあしたを実現いただけるよう「ストーマのある生活」に深く関わり寄り添っていきます。
社名: アルケア株式会社
創業: 1955年7月
代 表 者: 代表取締役社長 伊藤 克己
売上高: 165億円 (2025年6月期)
従業員数: 570名 (2025年6月末時点)
URL: https://www.alcare.co.jp/
本社所在地: 東京都墨田区錦糸 1-2-1 アルカセントラル 19階(〒130-0013)
事業内容: 医療機器、医療用消耗材料の開発、製造、販売および輸出入
事 業 所: 本社(東京都)、医工学研究所(東京都)、工場(千葉県)、物流センター(東京都、大阪府)
営業所(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)
関係会社: オルトモスホールディングス株式会社、愛楽康医療器械(上海)有限公司
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