中国政府系のシンクタンク、中国信息通信研究院がこのほど発表した9月の中国国内携帯電話出荷台数は、前年同月比88.3%の約3900万台で、4カ月連続で二ケタ減となった。 1~9月の累計出荷台数は、前年同期比83%の約3億500万台となり、縮小傾向が続いた。中国メディアによると、市場の低迷が続くなか、大手メーカーは、オンラインとオフラインの両販路に注力し、激しい争いを展開。その結果、小規模メーカーにとって厳しい状況が生じているという。

9月に発売された新機種は、前年同月比74%の91種類。このうち国内ブランド品は約3445万台で、9割近いシェアを獲得した。新機種のうち、71種類がスマートフォンだった。