『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』演じる俳優たちも、パパラッチが狙うセレブ中のセレブ

主演のリーヴ・シュレイバーは、私生活では、映画『キングコング』や、先ごろ第87回アカデミー賞4冠に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』にも出演している女優ナオミ・ワッツがパートナー。

彼女との間には2人の息子がいて、ニューヨークに暮らしているが、目下、自宅の改修費用の支払いをめぐって建築業者から3万ドルが未払いで提訴されるというトラブルに発展。 

父親ミッキー役のジョン・ヴォイトといえば、アンジェリーナ・ジョリーの実父。

だが、この親子は長年不仲で知られており、現在は和解しているものの、2014年8月にフランスで行われたブラッド・ピットとの挙式には招待されず、それどころか結婚を知ったのも、挙式から数日後だったとか。なかなか複雑な親子関係といったところか。

さて、ドラマに戻ろう。『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』はシーズン2も波乱に満ちている。

前シーズンのラストでようやく父ミッキーを厄介払いし、家族との平穏な生活を取り戻したレイ。だが、出世欲むき出しのFBI支局長コクランがミッキーを連れ戻せとレイを脅迫、メキシコで情婦と気楽に暮らすミッキーのもとを訪ねるハメに。

同じ頃、息子コナーが学校で問題を起こして呼び出され、顧客のバスケ選手は妻に浮気の現場を押さえられて修羅場になるなど…。公私に渡って、レイは次から次へとトラブルに見舞われ、その解決に頭を悩まされることになっていく。
 

  

演じるシュレイバー、そしてヴォイトもますます深まる親子の愛憎まみれたドラマを好演。このシーズン2の演技も高評価で、2年連続、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。

また本作で注目したいのは、脇を固めるキャストの顔ぶれだ。
 

エディ・マーサン
  

とくに、パーキンソン病を患うレイの兄テリーを演じるのは英国俳優のエディ・マーサン。日本でもヒットした映画『おみおくりの作法』の主演で知られている。
 

キャサリン・メーニッヒ
  

レイの部下で、レズビアンのリーナ役にはドラマ『Lの世界』で世界中の女子のハートをわしづかみにしたキャサリン・メーニッヒ。本作でも独特の魅力を発している。さらにシーズン2から、FBI支局長コクラン役で芸達者なハンク・アザリアが出演するなど、実力派俳優たちによるアンサンブルも見もの。

仕事に家族に、ジレンマに陥りながらもトラブルを解決していく敏腕フィクサー、レイ・ドノヴァン、そのお手並みをとくとご覧あれ!
 

『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー シーズン2』
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV
3月28日(土)23:00 第1~4話先行放送 
4月10日(金)23:00 日本初・レギュラー放送スタート

『レイ・ドノヴァン vol.1~6』
シーズン1 DVD
DVD発売:パラマウント ジャパン
3月25日(水)レンタル開始