シラクマ
コーヒー器具・デザイン雑貨・ガジェットなどを中心にレビュー。使い心地の良さと佇まいを大切にしていて、機能とデザインが結びついた、ミニマルで美しいものに惹かれます。京都で文章を書いたり編集したりしながら、スペシャルティコーヒーショップ「ネオキ」を運営しています。

コーヒー器具が増えると、それに合わせて増えていくのがペーパーフィルター。

エアロプレスをはじめ、最近は専用の丸型ペーパーフィルターを使う器具が手元に増えてきました。

困るのが、器具ごとにサイズが微妙に違うこと。

専用品をすべて揃えるとお金もかかるし、使い切るまで収納場所も取ってしまうんですよね。

そこで最近は、必要なときに、必要なサイズのペーパーフィルターを自分で作るようになりました。

丸型のペーパーフィルターを自分で作れる

オルファ(OLFA)「コンパスカッター」548円(税込)

オルファの「コンパスカッター」は、その名の通り、コンパスのようにくるっと回して紙を円形にカットできるアイテム。

普段ドリッパーで使っている円錐形のペーパーフィルターから、好みのサイズの丸型フィルターを切り出せます。

目盛り付きでサイズ調整もスムーズ

本体のネジを緩めてスライダーを動かすことで、カットする円の大きさを調整できます。

対応しているのは直径1〜15cm。コーヒー器具用のペーパーフィルターを作るには十分な範囲です。

本体には5mm間隔で目盛りが付いているので、必要なサイズさえ覚えておけば、カットするたびに定規で測る必要もありません。

器具に合わせてスムーズにサイズを切り替えられるのが便利です。

ペーパーフィルターの中心に穴が開かない

本体にはキャップが付いていて、使わないときに刃や針が露出しないつくりです。

さらに、キャップの中には替え刃5枚と「穴あき防止プレート」が収納されています。

普通のコンパスのように中心へ針を刺すと、ペーパーフィルターにも穴が開いてしまいそうですが、穴あき防止プレートがあればその心配もありません。

プレートをペーパーフィルターの中心に置き、その上から針を当てることで、フィルター自体に穴を開けずにカットできます。

さすがのオルファクオリティで、カットもスムーズ。

中心まできれいな丸型フィルターに仕上がります。

器具ごとに違うサイズもこれ1本で

一番よく作っているのは、アイスコーヒーを淹れるときに愛用している「エアロプレス」用のペーパーフィルターです。

専用品を買い続けるとそれなりにコストがかかりますが、コンパスカッターなら、手持ちの円錐形フィルターから必要な分だけ切り出せます。

しかも、円錐形のペーパーフィルター1枚から、1回のカットで2枚分作れるのもありがたいところ。

私は2枚重ねで使っているので、円錐形フィルター1枚でちょうど1回分。消費量を気にせず使えるようになりました。

ホットコーヒー用に愛用しているWeber Workshopsの「The BIRD」と、旅行に持っていくことの多い「OREA Z1」にも活用しています。

どちらもエアロプレスとは異なるサイズのフィルターが必要ですが、コンパスカッターなら本体の目盛りを調整するだけ。

この2つの専用フィルターは価格が比較的高く、購入できる場所も限られているのがネックでしたが、自作できるようになったことで、以前より気兼ねなく使えています。

消耗品代も収納スペースも減らせた

もちろん、専用フィルターとは紙質が異なるため、抽出スピードや仕上がる味までまったく同じになるわけではありません。

それでも普段使いなら、挽き目や抽出時間を好みに合わせて調整することで、十分おいしく淹れられています。

何より、器具が増えるたびに専用フィルターまで増やさなくていいのが快適です。

コーヒー器具は増やしたい。でも、消耗品までどんどん増やしたくない。

そんな悩みを、文房具のカッターがすっきり解決してくれました。

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