紫外線対策で避けたい食材はある?

紫外線対策に役立つ食材がある一方で、食べるタイミングによっては紫外線の影響を受けやすくしてしまう食材も存在します。それが「ソラレン」を含む食材です。

ソラレンとは、柑橘類や一部の野菜、ハーブなどに含まれる光毒性物質です。ソラレンを摂取してから紫外線を浴びると、肌が紫外線に対して過剰に反応しやすくなり、日焼けやシミ、かぶれなどの肌トラブルにつながりやすくなる可能性があります。

ただし、食材に含まれるソラレンの量は少なく、通常の摂取の範囲であればあまり問題はありません。

気になる場合は、朝食や昼食など外出前にソラレンを多く含む食材を大量に摂るのは避けて、スムージーやフルーツサラダなどは具材選びを工夫しましょう。

食事とあわせて行いたい紫外線対策

インナーケアの効果を最大限に引き出すためには、外側からの対策も並行して行うことが大切です。

基本的な紫外線対策として、日焼け止めや日傘などを活用して物理的に紫外線を浴びない工夫をしましょう。日焼け止めは汗などによって落ちてしまうため、朝塗って終わりではなく、2〜3時間おきに塗り直して効果を持続させましょう。

また、紫外線を浴びた後のアフターケアも重要です。紫外線を浴びた肌は軽いやけどをしたような状態で、水分が奪われて乾燥しやすくなっています。

乾燥すると肌のバリア機能が低下し、さらなる外部刺激を受けやすくなるため、化粧水などで念入りに保湿を行うとともに、飲み物からもこまめに水分補給をして、からだの内側からも潤いを保ちましょう。

紫外線による肌トラブルにおすすめの漢方薬

紫外線による肌トラブル対策には、漢方薬を活用するのもおすすめです。漢方薬は心とからだのバランスを整えて不調の根本からの改善を目指し、健康的な肌へと導いてくれます。

健康的な肌を保つには「血流を改善して肌に栄養を届ける」「水分代謝を整える」「肌のターンオーバーを整える」などの働きがある漢方薬を選びましょう。

<紫外線による肌トラブル対策におすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
血流を改善して肌に栄養を届け、肌のターンオーバーを促す漢方薬です。シミやニキビが目立つ人に向いています。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血流を改善することで肌に栄養と潤いを届けるとともに、からだにたまった余分な水分を排出する漢方薬です。貧血気味で疲れやすい人に向いています。

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紫外線対策は日々の積み重ねによって差が生まれます。抗酸化作用など肌の健康維持に欠かせない栄養素を意識した食事を心がけ、外側からの対策も組み合わせることで、肌は本来の修復力を発揮しやすくなります。

特定の食品に頼るのではなく、バランスのよい食生活を基本に、自分の体質やライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。内側から整える習慣を続けて、紫外線に左右されにくい健やかな毎日を目指しましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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