地域の未利用資源を活かした藻類生産の取り組みが評価されました
希少な栄養成分を豊富に含む藻や微生物を、独自のAI培養技術で持続可能に社会へ届ける株式会社AlgaleX(本社:沖縄県うるま市、代表取締役CEO:高田大地、以下「AlgaleX」)は、2026年8月22日(土)に開催された「THE BLUEKEEPERS AWARD 2026」において、LOCAL ENGAGEMENT賞を受賞しました。
THE BLUEKEEPERS AWARD 2026

同アワードは、雑誌「OCEANS」が立ち上げた「THE BLUEKEEPERS project」を母体とし、海の環境課題に取り組む企業・個人を表彰するもので、2025年に初開催されました。LOCAL ENGAGEMENT賞は、その地域に根を張り、地元とともに事業を実装していることを評価する賞です。当社は沖縄県うるま市を拠点に、県内の泡盛蔵元から譲り受けた泡盛粕を培地として微細藻類を培養し、食品「うま藻」として展開してきました。地域に眠っていた未利用資源を、地域の事業者とともに循環させてきた点が評価されたものと受け止めています。

受賞式の様子
<受賞理由>(主催者発表)
多くの天然魚が餌として消費される水産養殖の課題に対し、餌となる魚油の代替として藻を用いたDHA生産に成功しています。本来廃棄される泡盛粕で育つ「うま藻」は、優れた栄養価と深いうま味を兼ね備え、調味料として一般家庭への可能性も広げています。ビジネスと日常の両面から、豊かな海の未来を繋ぐサスティナブルな選択肢を具現化した点を評価させていただきました。
<推薦の経緯>
今回の受賞にあたっては、一般社団法人Chefs for the BLUE代表理事の佐々木ひろこ氏よりご推薦をいただきました。「うま藻」は、うま味とDHAを併せ持つ食材として、ミシュランの星を持つ店を含む国内のレストランでご採用いただいてきました。海の資源に向き合う料理人の方々に選んでいただいてきたことが、今回の推薦につながったものと受け止めています。
<代表取締役CEO 高田大地 コメント>

このたびLOCAL ENGAGEMENT賞という形で評価をいただいたことを、大変うれしく思っています。私たちが沖縄・うるま市に拠点を置いているのは、偶然ではありません。泡盛粕という、これまで用途が限られていた資源がこの土地にあり、それを分けてくださる蔵元があり、藻を育てるのに適した環境がある。この場所でなければ、うま藻は生まれませんでし。水産資源の枯渇という課題に対して、私たち1社でできることは決して大きくありません。それでも、地域にあるものを使い、地域で育て、地域から届ける。その積み重ねが、海への負荷を少しずつ減らしていくと信じています。今回の受賞は、沖縄で共に取り組んでくださっている皆さまの協力があって受賞できたと思っています。
<泡盛粕を活かした藻類生産について>
泡盛の製造工程では、原料の一部が泡盛粕として残ります。栄養を含む一方で扱いが難しく、その活用は沖縄県内の酒造業にとって長年の課題でした。
当社は、この泡盛粕を微細藻類「オーランチオキトリウム」の培地として活用する技術を確立しました。食品残渣は成分の変動が大きく、培養培地への活用は難しいとされてきましたが、独自のAI培養制御技術「Touji-24」による徹底制御により、成分のバラつきが大きい残渣培地でも、藻類生産を量・質の双方で安定化を達成しました。
こうして育てた藻は、うま味とDHAを豊富に含む食品「うま藻」として、レストランや小売店を通じてお届けしています。魚に依存しないDHA供給源として、水産資源への負荷軽減にもつながる取り組みです。
<今後について>
当社は今後も沖縄を拠点に、地域の未利用資源を活かした生産を広げてまいります。培養技術の外部提供を通じて、他地域、企業間における同様の資源循環の実現にも取り組んでいく方針です。
<「うま藻」について>
うま味とDHAを最初に作り出す微細藻類「オーランチオキトリウム」を、食品として展開するブランド。沖縄の泡盛粕を培地に育て、だしのようなうま味と魚に頼らないDHAを作り出す食材。全国のレストランや小売店でご利用いただいています。
https://umamo.jp/
<会社概要>
企業名 株式会社AlgaleX
代表取締役 高田 大地
所在地 沖縄県うるま市字州崎12-75
設立 2021年3月
事業内容 AI培養技術「Touji-24」を起点とした、食用藻(うま藻)/バイオファーム/ 機能性飼料の各事業
会社HP https://umamo.jp/
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