DEZERT・キラ

4月25日にはTSUTAYA O-EASTでのワンマン公演も決まっているヴィジュアル系バンド「DEZERT」。連載も(ようやく)3回目となった本企画。今回はDEZERTの中でも"不思議ちゃん"キャラのキラさんにスポットを当てたインタビューです。

――…今日はキラさんだけですか?

キラ:…はい。SORAくんとSaZちょんは今日ドラムのレコーディングなんでいません。

――(SaZちょん…?)で、千秋さんは「特に理由もなく」いません、と。

キラ:…はい。

――(もう慣れてきた)では今回はキラさん単独インタビューということで行きますね。

キラ:えっ?

――インタビューではいつもほとんどしゃべりませんが何か理由があるのですか?

キラ:僕がしゃべる必要ありますか?みんなDEZERTの曲ちゃんと聞いてくれてると思うし、うちは言いたいことを曲に詰め込んでると思ってるので曲聞いてください。って思います。あと僕ただ単に口下手なんで。

――キラさんはDEZERTの中でもかなり不思議なポジションというかキャラというか…。

キラ:歌詞にも「不思議ちゃん」と書かれてましたけど、自分ではよくわからないんです。小学生の頃からずっと天然とか不思議ちゃんとか言われてるんですけどただ単に病気です。小学校の時隣の席の女の子にいきなり「天然だね!」って言われて「天然って何?」って返したら「変な人ってこと」ってちょっとムカっときたので髪の毛を1本抜いてやりました。まあ気付いてないでしょうがね。グヘヘへ。

――ギターを持ったきっかけは覚えてます?

キラ:バンドを初めてやった時はドラムだったんですよ。全身動かして楽しそうって思って。でもやってるうちに「もっと自由にメロディのあるパートがいいな」って思ったんです。それでその時のイメージではボーカルかギターだなと思ったんですけど、人前で歌うのは恥ずかしいし歌も下手なんで、じゃあギターやってみようかなと。

――なるほど。

キラ:元々広島の田舎の方の出身なので、周りにバンドやってる人とか楽器やってる人もあんまりいなかったので、パートが足りなかったりしたんでその頃はちゃんとしたバンドをやったことはなかったんですけど。

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