撮影:小林裕和 ヘアメイク:井上佳代
フォトギャラリー【写真】DEZERT連載第4回前編・千秋フォトギャラリー(19点)
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好評連載第4回、ボーカルの千秋さんインタビューです。撮りおろしの写真とともにご覧ください。

――インタビューはお久しぶりですね。去年の秋の『タイトルなし』インタビューから半年以上経ってますから、1月のWESTワンマンライブ~4月のEASTと色々あったわけですけど。最近ライブを拝見してて思ったんですけど、以前に比べて「楽しそう」だと思うんです。

千秋:やっぱそうかな? 映像とかで「楽しそう」にしてる自分をみて嫌悪感抱いたけど。

――なぜ!

千秋:うーん…わかんないけど「何オマエ楽しんじゃってんの」って思っちゃったから仕方ない。以前に比べて実際1曲1曲がすごい重くのしかかってるのに楽しんで誤魔化してたってのもあるかも。

活動期間が長くなるにつれて心境の変化も当然あって、過去に書いた言葉を過去のようには歌えないんですよ。でも曲は勝手に育っていくし、歌いたいけど歌いたくないっていうジレンマがあるのは事実。そこまで活動期間長くないのにね。まぁわたくしはそこまで器用じゃないってことですね。

まぁ、過去と向き合わないとバンドって続けられないでしょ。毎回新曲でやればいいってわけでもないし。そんな時間もないし、そもそも「音楽をしてる」と思ってやってないし。

――じゃあ今はなにやってるんですか。

千秋:逆に何やってるようにみえます?

――「バンド」。

千秋:じゃあそれだと思います。

――「バンドやってる」っていう意識はありますよね。

千秋:みんながそう言うのならそうなんじゃないですか。

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