(左から)安達祐実、檀れい、木村文乃、長谷川京子、貫地谷しほり

 TBS系の新連続ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」の特別試写会&舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の木村文乃、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいが出席した。

 ドラマは、名門幼稚園に息子を入園させた庶民派のシングルマザー(木村)が、独特の世界観で生きるセレブママたちに本音でぶつかるさまを描く。

 5人はそれぞれの役柄を連想させる衣装で登場した。一人だけラフな衣装の木村は「これでも精いっぱいのおしゃれをしてきたという感じです。髪もちょっと多めに巻いてみたりと精いっぱいです」と笑顔を見せた。

 初めての連ドラ主演は「母親であること、シングルマザーであることについては何も思わなかったのですが、周りの方が『恋愛モノを飛ばしていきなりシングルマザーなんだね』と面白がってくれました」と明かした。

 子役との共演には「空気を読むし、大人よりも話を聞いているし、自分のことは自分でやるし、手間が掛からない。でも、この感覚で子どもっていいなと思っていると苦労するんだろうなと思うので気を付けます」と淡々と語って笑わせた。

 セレブママ役の面々は、劇中の夫の年収とともに紹介され、年収1800万円の安達は「(実生活とは)違う環境に置かれているので、セレブ幼稚園の実態を知っていくうちに驚いたり怖いなと思ったりします」と素直な感想を語った。

 年収5億3000万円の檀は豪華ドレスに身を包み「ウエディングじゃないんです。普段着です。家のセットでの撮影はとても立派で。あらためて5億3000万円の力のすごさを思い知らされた感じです」と語った。

 また、女性としての幸せは何かを問われた木村が「私は人生に対して貪欲じゃなくて、小さいことでも幸せだと思えればいいかなと思っています」と語ると、檀も「自分の周りの家族が笑顔でいられるのが一番の幸せだと思います」と穏やかな笑みを浮かべた。

 ドラマは14日午後10時から毎週火曜日に放送。