300万円でエアコン更新とLED化を実現。子どもたち手作りの看板と感謝状でお礼を伝えました

認定NPO法人Plus One Happiness(岩手県釜石市、理事長:横沢友樹)は、2026年9月27日(日)、釜石広域基幹相談支援センターにて、公益財団法人日母おぎゃー献金基金による2026年度「おぎゃー献金施設助成金」の贈呈式を開催しました。
助成額は施設助成金の上限である300万円で、岩手県産婦人科医会(会長:小笠原敏浩)の推薦を受けて交付が決定しました。放課後に障害児が通うタイムケア事業を行う同センターのエアコン更新と、LED照明の整備に活用しています。
岩手県の実態調査(令和7年12月1日時点)では、重症心身障がい児・者および医療的ケア児・者の支援対象者は1,074人にのぼり、地域で安心して暮らせる環境づくりが一層求められています。

記念撮影


参加者全員で記念撮影(贈呈式にて)

贈呈式の概要

- 日時:2026年9月27日(日)14:00~
- 会場:釜石広域基幹相談支援センター(岩手県釜石市定内町一丁目8番10号)
- 出席者
公益財団法人日母おぎゃー献金基金 専務理事 宮崎亮一郎氏
岩手県産婦人科医会 会長 小笠原敏浩氏
岩手県産婦人科医会 理事 藤原純氏
認定NPO法人Plus One Happiness 理事長 横沢友樹
認定NPO法人Plus One Happiness 副理事長 高橋大輝
施設を利用している子ども達とそのご家族

目録贈呈

日母おぎゃー献金基金より、300万円の助成金目録が贈呈されました。

目録を贈呈する日母おぎゃー献金基金 宮崎亮一郎専務理事(右)と、受け取る横沢理事長(左)

岩手県産婦人科医会 小笠原会長よりご挨拶

小笠原会長からは、おぎゃー献金の意義、県内の重症心身障がい児・者と医療的ケア児・者の実態、そして今回の助成をプラハピの継続的な活動への評価として祝う言葉をいただきました。
以下、全文を掲載します。

挨拶をする岩手県産婦人科医会 小笠原敏浩会長

(公財)日母おぎゃー献金基金施設助成金贈呈式 小笠原会長挨拶
贈呈式の開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
はじめに、日母おぎゃー献金基金専務理事である宮崎 亮一郎先生におかれましては、大変お忙しいところ、贈呈式にご臨席賜り、心より厚く御礼申し上げます。
また、今年度、岩手県へ「おぎゃー献金推進活動補助金」を交付していただきましたことに、重ねて御礼申し上げます。
「おぎゃー献金」は、こころや身体に障がいのある子ども達に思いやりの手をさしのべる愛の運動です。
献金は主に医療機関や妊産婦さんや賛同するみなさんからの献金を産婦人科医院・病院などを通して、公益財団法人日母おぎゃー献金基金に集められ、心身障がい児のための施設や心身障がいの予防や療育等に関する研究を補助するために使われています。
是非、今後も、岩手からもたくさんの方のご理解をいただき、献金額が増えることを願ってやみません。岩手県産婦人科医会では今後もこの活動を継続してまいります。
さて、岩手県では、令和7年12月1日時点における「重症心身障がい児・者及び医療的ケア児・者に係る実態調査」を実施いたしました。
その結果、支援対象者総数は、1,074人に上り、およそ4割が盛岡圏域に集中していること、また、およそ6割は重症心身障がいと医療的ケアが重複していることも明らかになりました。
近年、医療技術の進歩に伴い、重症心身障がい児・者や医療的ケア児・者は増加し、その生活実態や支援ニーズは一層多様化しております。
こうした方々が、住み慣れた地域で安心して生活を続けられるよう、在宅支援の充実を図るとともに、成人期を見据えた受入体制の整備・拡充、更には地域間格差の解消に向けた支援体制の強化が求められております。どこの地域に居住していても同じケアが受けられるように岩手県産婦人科医会も協力して参ります。
このような状況の中、NPO法人Plus One Happiness(愛称:プラハピ)の理事長である横沢友樹先生を中心に皆さんが、地域の障がい児・者支援のために尽力されていることに対し、深く敬意を表します。
この度の助成金交付は、プラハピの皆様の継続的な活動が高く評価された結果であり、心よりお祝い申し上げます。
本日は誠におめでとうございます。

理事長・横沢友樹よりお礼のことば

横沢理事長からは、助成金の使い道と、「支援される場所」にとどまらない、地域の中で次の一歩を考えられる場所にしていきたいという思いをお伝えしました。
以下、全文を掲載します。

お礼のことばを述べる Plus One Happiness 理事長 横沢友樹

お礼のことば
本日は、私たち認定NPO法人Plus One Happinessのために、このような贈呈式を開催していただき、誠にありがとうございます。また、公益財団法人日母おぎゃー献金基金の皆様、そして私たちを推薦してくださった岩手県産婦人科医会の皆様に、心より御礼申し上げます。
このたび、300万円という大きな助成をいただきました。この助成金を活用して、釜石広域基幹相談支援センターのエアコンの更新および照明のLED化を行いました。エアコンについては、老朽化により1台が故障していたため、この夏の暑さの中でも、利用する子どもたちにより快適に過ごしてもらえる環境を整えることができました。また、蛍光灯の製造・販売が中止となる中で、照明もLED化する必要があると考えていたタイミングでした。しかし、なかなか予算を確保できず、先送りになっていたところでの今回の助成でした。
私たちPlus One Happinessは、障害のある子どもたちや大人、そのご家族が、単に「支援を受ける人」としてではなく、地域の中で一人の住民として、楽しみながら暮らしていける社会を目指しています。これまで、障害児の海水浴をサポートしたり、障害があっても楽しめる上映会を開催したりするなど、さまざまな活動を通じて、「障害があっても楽しめる」機会を地域の中につくってきました。
今回整備したこの場所も、困ったときに相談するだけの場所や、放課後に障害児が過ごすだけの場所ではなく、安心して人とつながり、地域の中で次の一歩を考えられる場所にしていきたいと思っています。そして、今回いただいた助成は、全国から寄せられた「おぎゃー献金」という温かい思いが、ここ岩手県釜石市の、障害のある子どもたちやご家族が利用する場所につながったものだと受け止めています。その思いを大切にしながら、この場所を必要とする方々のために、これからもしっかりと活用してまいります。
最後になりましたが、今回このような機会をいただきました日母おぎゃー献金基金の皆様、岩手県産婦人科医会の皆様、そしてこれまで献金を寄せてくださった全国の皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

子どもたちからの感謝の気持ち

センターを利用する子どもたちが、お礼の看板と感謝状を手作りしました。

子どもたちが作成したお礼看板

子どもたちが作成した感謝状(メッセージカード)

今後の活動

Plus One Happinessは、「生きてるだけじゃ物足りない、楽しまないと。」を合言葉に、障害児・者とその家族が地域で遊び、出かけ、楽しむ機会づくりを続けていきます。
2026年秋には、ユニバーサルシネマやユニバーサルツアーを実施・企画しているほか、11月8日には岩手県陸前高田市で行われる岩手県政150周年記念パレードに、障害児家族とともにディズニースペシャルパレードを観覧する予定です。

認定NPO法人Plus One Happinessについて

岩手県沿岸南部を中心に障害児・者とその家族を支援する認定NPO法人です。
生活支援にとどまらず、遊びや体験、人とのつながりを通じて人生を豊かにすることを大切にし、ユニバーサルビーチ、ユニバーサルシネマ、ユニバーサルツアーなどの活動を行っています。

「君の『やりたい』を『できる』に変えるプロジェクト」を掲げています。


公式サイト:https://www.plus.1happiness.or.jp/
所在地:岩手県釜石市定内町一丁目8番10号
設立:2022年2月
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