母の一言。先生が渡した1枚のプリント。応募のきっかけはたくさんの大人が支えている。参加費無料&交通費補助つきで、全国から参加可能!

 特定非営利活動法人Waffle(東京都港区、理事長:田中 沙弥果、以下Waffle)は、女子・ジェンダーマイノリティの中高生を対象とした国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2027」の日本国内出場者を、本日より募集します。参加費は無料、応募締切は、2026年12月6日(日)です。
 Waffleが日本で支援を開始して、今年で11年目を迎えます。前回のTechnovation Girls 2026では、全国47都道府県すべてから参加があり、78チーム・408名がAIを活用したアプリを開発しました。



■Technovation Girls 2026では、日本から3チームが世界で評価

 世界130の国と地域から約3,600作品が集まった2026年度の世界大会では、日本から過去最多となる3チームが選出されました。米国本部の審査でファイナリストの「infiniti girls」、それに次ぐ評価を受けたのが地域賞(Regional Honoree : Asia)を受賞したチーム「FKA」と「Little Care」です。日本からのファイナリスト選出は3年連続となります。
 世界大会はセミファイナルと、決勝にあたるWorld Summitの2段階で審査され、World Summitに進めるのはファイナリストのみです。infiniti girlsは、今月インド・ベンガルールで開催される世界大会「World Summit」に出場します。

■6か月間で、何をするのか

 Technovation Girls の参加者は最大5名のチームを組み、自分たちが興味のある社会課題をひとつ選びます。そこから約6か月かけて、その課題を解決するアプリと事業計画をつくり、米国のグローバルコンペティションに応募します。プログラミングの経験は必要ありません。参加者の多くは未経験から始めます。

2026年12月~2027年2月中旬|まず、つくり方を学ぶ

 アプリ開発講座(7日間)とビジネス開発講座(4日間)、合計30時間程度。プログラミング、生成AI、ビジネスの基礎を、ここから学び始めます。AI実装については、専門メンターによるAI応用講座も用意しています。

2027年2月~5月|チームで開発する

 週5時間程度、オンラインで活動します。企業の第一線で働くビジネスパーソンがビジネスメンターとして伴走し、技術面もテクニカルメンターが支えます。テクノロジー業界で働く女性エンジニアや起業家と話す機会も、期間中に設けています。地方に住んでいて身近にロールモデルがいない場合も、オンラインでつながることができます。

2027年6月|東京でピッチする

 事前審査で選ばれた20チームが、日本公式ピッチイベントでスポンサー企業の審査員にアプリと事業計画をプレゼンします。スタートアップの起業家が投資家に向けて行うピッチと同じ形式です。会場までの交通費は一部を補助するため、全国どこからでも参加できます。
 このほか、自宅に使用できる機器がない場合は、パソコンとWi-Fi機器を無償で貸し出します。上記はすべて無償で提供され、参加費は一切かかりません。

■AIは「使う」だけでなく「多角的に考える」対象

 Technovation Girls 2026から、米国本部の審査基準におけるAIの比重が大きくなりました。AIをどう活用したか、どんなプロンプトを使ったか、倫理面にどう配慮したかまでが評価されます。
 日本国内プログラムでは、AI実装を支援する専門メンターによるAI応用講座を提供しています。生成AIでアプリを形にしながら、その技術が誰にどう影響するかを考える。この両方を同じ6か月の中で経験します。

■応募のきっかけをつくっているのは、周りの大人です

 参加者の多くは、学校の先生が渡したチラシ、保護者が見せた記事、「やってみたら」というひと言が入口になっています。

【エピソード1/先生が推したケース】

 先生の紹介で飛び込んだ 林屋 実希さん(Technovation Girls 2024 卒業生)
 https://waffle-waffle.org/2026/04/23/ictgirlsday2026/
 中学の技術の授業でプログラミングに触れ、好きだと確信していました。一方で、車椅子ユーザーとして体力面やスピード面で周囲と同じようにできるか、不安も抱えていました。その興味に気づいた学校の先生がTechnovation Girlsを紹介し、不安を抱えたまま参加を決めます。
 開発したのは、車椅子ユーザーと駅員をつなぐアプリ「SmooPe」。電車に乗るまで40分近く待つこともあるという自身の日常から生まれたアイデアでした。駅員側の事情も知る必要があると考え、鉄道会社に直接連絡を取っています。日本公式ピッチイベントでは企業賞である「Lenovo賞」を受賞しました。
 「テクノロジーを学ぶことで、自分がやりたいことがより広がる」。この気づきが、情報デザイン専攻への進学につながりました。

【エピソード2/保護者が推したケース】

 母親のひと言から始まった 神崎 心さん(Technovation Girls 2024-2025 卒業生)
 https://waffle-waffle.org/2026/04/24/ictgirls2026-2/
 国語が得意で、「自分は文系寄りかな」と感じていました。プログラミングは未経験。きっかけは母親でした。経験になりそうなものをネットで探しては、「これ興味ない?」と見せてくれたといいます。
 参加後はコーディングを担当しました。直しても動かない日が続き、締め切り直前はチームメンバーと通話をつないだまま作業を続けたそうです。ファイナリストに選出され、東京でのピッチイベントに出場しました。
 プログラム終了後も学校の課題研究でアプリのテーマを引き継ぎ、高校3年間開発を続けています。現在は静岡大学情報学部に在学し、Waffleの起業家育成プログラムにも参加しています。

 この2人は、同じチームのメンバーです。ひとつのアプリを、先生に背中を押された生徒と、母親に背中を押された生徒が、それぞれの立場から支えました。ひとりの大人の声かけが、その先の選択肢を広げています。
 ひとりの大人の声かけが、その先の選択肢を広げています。学校やご家庭で、ぜひこの募集を伝えてください。紹介用の資料は以下よりダウンロードいただけます。
紹介資料

■募集要項(最新の情報は、日本リージョン公式ウェブサイトをご覧ください)

1. プログラム概要

- 名称:Technovation Girls 2027
- 主催:米国・Technovation
- 日本国内公式アンバサダー:特定非営利活動法人Waffle
- 日本国内プログラム・公式ピッチイベント後援:文部科学省
- 参加費用:無償
- 応募締切:2026年12月6日(日)23:59(日本時間)
- 事前説明会(オンライン):
https://share-na2.hsforms.com/1DEgKWmhQQTCHb5qOaCcp3Acjgs8

- 日本国内スポンサー(2026年10月1日現在、順不同):<スペシャルスポンサー>
レノボ・ジャパン合同会社

<ゴールドスポンサー>
株式会社日本総合研究所
<後援>
文部科学省

2. 参加条件

- 世界を変えるために、成長する意欲があること。
- 2026年12月1日時点で13歳以上、かつ2027年8月1日に18歳以下である中高生。
※米国「Technovation Girls」への応募条件は8歳以上ですが、今回、すべてオンラインでの実施となるため、Waffleでは中学生以上を対象としています。
- 2026年12月~2027年2月中旬に行われる7日間のアプリ開発講座と4日間ビジネス開発講座(合計30時間程度)に参加できること。
- 2027年2月~5月の4ヶ月間に週5時間ほど、オンライン環境での活動時間を確保できること(日本公式ピッチイベントでファイナリストに選出された方は、6月中旬まで活動が続きます)。
- 日本在住で日本語が話せること(国籍・人種などは問いません)。
- 女性およびジェンダーマイノリティの方(*2)。

▼スポンサー企業募集のお知らせ

 Waffleでは、本イベントおよび全国からの参加者チームをご支援いただける企業スポンサーを募集しています。ご興味のある企業の方は、tg-japan@waffle-waffle.orgまでご連絡ください。

■企業担当者向けボランティアメンター募集説明会

 Technovation Girlsでは、全国の女子中高生チームのアプリ開発をサポートしていただける社会人メンターを募集しています。社員向けにボランティアの機会を創出したいとご検討されている企業担当者の方向けに、こちらの社会人メンターについて詳しくご紹介します。

 ボランティアメンターの役割や活動内容、派遣の流れについてご紹介するオンライン説明会を11月4日(水)12:00-13:00に開催します。
 社員の方の新しい学びや社会貢献の機会としても、ぜひご検討ください。ご興味のある企業ご担当者の方は、お気軽に以下よりお申し込みください。 
申し込みフォーム

■Technovation Girls(テクノベーションガールズ)とは https://www.technovation.waffle-waffle.org/

 米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、アイディア・ピッチ・技術力・起業家精神の4つを競うテクノロジー教育プログラムです。日本では2017年にJapan Chapterが始動し、Waffleが日本リージョン公式アンバサダーとして、他の教育系NPOなどと連携しながら出場者を支援しています。2026年度は全国47都道府県より78チーム・408名が参加し、世界大会では日本から過去最多の3チームが入賞しました。

■関連リンク

▼「Technovation Girls 2027 日本リージョン」公式ウェブサイト
  https://www.technovation.waffle-waffle.org
▼「Technovation Girls 2027 日本リージョン」申し込みフォーム
  https://share-na2.hsforms.com/1TaPn-pogSvKXFKGOXfMgHwcjgs8
▼「Technovation Girls 2027 日本リージョン」事前説明会申し込みフォーム
  https://share-na2.hsforms.com/1DEgKWmhQQTCHb5qOaCcp3Acjgs8
▼「Technovation Girls」公式ウェブサイト(英語)
  https://technovationchallenge.org/

■特定非営利活動法人Waffle(ワッフル) https://waffle-waffle.org

 誰もがテクノロジーの世界で活躍できる社会の実現を目指し、女性のエンパワーメントと社会構造の変革に取り組むNPO法人。国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」への日本国内出場支援、女子中高生向けAI教育プログラム「Waffle AI Changemaker」、月に1回キャリアとプロダクト開発を初心者から学べる「Waffle Club」など、多様な教育プログラムを展開。「経済財政運営と改革の基本方針(通称:骨太の方針)」をはじめとする政策への提言を通じて、社会構造の是正にも積極的に取り組んでいる。2020年第4回ジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞」受賞。著書に『わたし×IT=最強説』(リトルモア刊)がある。

(*1)(*2)米国「Technovation 2027 (Girls Track)」の募集要項に沿って、トランスジェンダー・ノンバイナリー・ジェンダー・ノンコンフォーミングを自認する方で、女性向けの環境で学習したい方も対象とします。
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