(左から)笹本玲奈、川口竜也、吉原光夫、福井晶一、ヤン・ジュンモ、森公美子、知念里奈

 舞台「レ・ミゼラブル」の初日囲み取材会が17日、東京都内で行われ、出演者の福井晶一、吉原光夫、ヤン・ジュンモ、笹本玲奈、森公美子ほかが登壇した。

 今回、福井、吉原に続いて、新たにジャン・バルジャン役を演じるヤンは「歴史のある作品に携われること、そして何よりも素晴らしい俳優の皆さんと共演できることをすごくうれしく思っています」とあいさつした。

 「日本語はすごく難しい」としながらも「6カ月間、本当に何もせず作品だけに向き合い、レミゼの(日本語の)歌詞だけはきちんと言えるようになった」といい「千秋楽の9月まで緊張感を失わずに頑張りたい」と意気込みを語った。

 一方“地方公演での楽しみ”について聞かれた森は「ご覧の通り(体形が)リバウンドしましたので、これ以上は抑えなきゃ」としながらも「地方には悪魔がすんでおりまして、おいしいものだらけ。なるべく私を誘わないでください」と共演者に呼び掛け、笑いを誘った。

 また森は、愛川欽也さんの訃報に涙を流し、「なるほど!ザ・ワールド」でリポーターを務めたことを振り返った。「私がテレビに出るようになったのはあの番組がきっかけ。(愛川さんに)スタジオでお会いした時は『面白いよ、モリクミ~!』って背中をたたいていただいて。いいサゼスチョンも頂いてきました」と故人をしのんだ。

 また「(うつみ)宮土理さんが本当にキンキンを支えてきたと思う。だからそのことが一番…」と声を詰まらせると「お二人にすごく支えられてきたので、私も何かお返しをしなきゃって。何もしていないうちにお別れしちゃったのですごく残念です」と肩を落とした。