
《記憶のくじら》コピック、水彩絵具/948×645mm/2026
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、タイチの個展「ぼくのことば-青の記憶」を2026年11月21日(土)~12月11日(金)の期間、5Fアートウォールにて開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/57684-1332441026.html
概要
タイチは、2005年生まれ、東京を拠点に活動するアーティストです。鮮やかな色彩を用い、世界の名画や歴史的なモチーフを独自の視点で再構成しながら、日常の中で感じた小さな幸せや、想像から生まれる不思議な物語を描いています。継続して掲げてきた個展タイトル「ぼくのことば」には、言葉だけでは伝えきれない自身の感情や記憶を、絵を通して他者へ伝えるという思いが込められています。本展では「青」をテーマに、約16点の原画作品を展示します。焦点を当てるのは、作家の夢や記憶の中に現れる「守り神」です。画面いっぱいに描かれたり、風景の片隅にひっそりと姿を見せたりするそれらは、作品世界に寄り添い、見守る存在として描かれてきました。今回は、自身と鯨の目を通して見た「青」にまつわる風景や記憶を、新たな作品へと展開します。
また、会場では代表作《バベルからの解放》を収録した新たなアートブックのほか、同作や《ノアの楽園》《接吻》のジークレー作品を販売します。アートブックでは、細部まで描き込まれたモチーフに目を向け、その背景や物語を紹介しています。

《獅子吼》コピック/363×307mm/2026

《吽獅子》コピック/363×307mm/2026
アーティストステートメント
記憶の鯨小さい頃、ぼくは自分の守り神を想像して、学校の授業中なんかにらくがきしていました。 守り神にも色々種類がいて、それらはぼくの干支や、十二星座などから生まれてきます。たとえばぼくが獅子座なので獅子。この獅子は阿吽の獅子で、それぞれ自分の身を守る役割。 また、干支は酉年なので大きな鳳凰のような鳥。この鳥は自分にやる気を与えてくれる役割。 その他にも、それぞれ役割を持った守り神をたくさん描いていました。その頃のぼくにとって、その守り神を妄想することは暇つぶしにすぎなかったかもしれませんが、いま思えば安心させてくれたり、勇気を与えてくれたりする存在でした。 そんな守り神の中に大きな鯨もいました。その鯨はぼくの記憶を保管してくれる存在で、ぼくの目と鯨の目がリンクし、楽しかった思い出、悲しかった記憶は、珊瑚となって鯨の体に生えていきます。 その珊瑚はカラフルで、その時の感情によって色が変化し、次第に珊瑚を守るように魚たちが鯨の周りに住み着くようになっていきます。 そんな鯨はぼくの頭の中にある海で優雅に泳いでいる…… そんな鯨はいまのぼくにとって、一番といっていいほど大切な存在なのだと思いました。 最近ぼくは家に篭ってばかりで、スマホやパソコンの画面ぐらいでしか思い出を作れなくなってしまっています。 その分、昔はこんなことがあったな、あんなことを考えていたなとか、色々思い出す時間が増えた気がします。 そんな時間が増えたからこそ、自分にとって大切だった守り神たちに再会できたのだと思います。すべてはこの鯨のおかげなんだなと感じました。 人の思い出は、楽しかった記憶ばかりではないと思います。悲しかったこと、恥ずかしかったこと、後悔していること。 それぞれいつか忘れられる日がきたとしても、どれも大切な記憶です。 それらは色とりどりの珊瑚となって、美しく鯨と泳いでいます。 ぼくはそんな妄想をして生きています。
今回の展覧会では、ぼくと鯨の目を通して、青に関して見たもの、感じた記憶を描きました。 思い出すという行為の美しさを感じて、そんな機会が増えたらいいなと思っています。 ────タイチ
作品販売について
会場展示作品は、11月21日(土)10:30より販売します。プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では版画作品のみ販売します。(販売期間:11月21日(土)10:30~12月11日(月)20:00)
アーティストプロフィール
高橋太一(TAICHI/タイチ)
2005年生まれ。東京を拠点に活動中。
幼少期から絵を描くことを好み、自身の頭の中の不思議な世界観を作品化するスタイルで注目を集めています。優しく鮮やかな色彩と温かな物語のモチーフで描き出す作品は、日常のささやかな喜びやユーモアを、名画や歴史的モチーフの現代的再解釈として表現しています。
観る者に深い温もりと余韻を残す若き作家です。
https://taichi-takahashi.jp/
Instagram: @taipopo729
展覧会詳細
タイチ「ぼくのことば-青の記憶」会期|2026年11月21日(土)~12月11日(月)
時間|10:30~20:00 ※最終日のみ15:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F アートウォール
主催|京都 蔦屋書店
協力|HOTSOX
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/57684-1332441026.html
●HOTSOXについて
現代における様々なアーティストの活動や、学生・キッズアーティストなどのサポートを通じて、アート教育・文化の醸成に取り組んでいる、NY発のアートソックスブランド。
●タイチ在廊予定日
11月21日~23日 各日14:00~16:00
京都 蔦屋書店京都高島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東入⼆丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:30~20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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TTC LIFESTYLE株式会社
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CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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