原鉄道模型博物館は、横浜駅そばに2012年7月にできたばかりの鉄道スポットです。
故・原信太郎さんが製作・所蔵した鉄道模型と、鉄道関係コレクションは、“世界一” とも言われる膨大さなんだそうで、電車好きの子どもには、たまらない施設になっています。
4月22日(水)~5月10日(日)のゴールデンウィークのあいだ、きかんしゃトーマスの原作出版70周年を記念して、「きかんしゃトーマス スペシャルギャラリー」が開催されています。
電車&トーマスが大好きな子どもを連れて、取材をしてきましたので、レポートします。
「きかんしゃトーマス」の “テレビ撮影モデル” が走る姿を見られる!
テレビ番組の「きかんしゃトーマス」がCG化されたのは、2009年のこと。それ以前は、模型を使い、人形劇のように撮影されていました。
「きかんしゃトーマス」といえば、CG化される前の、人形劇のような番組のイメージだよね! という方、多いんじゃないでしょうか。
原鉄道模型博物館のメインアトラクションとも言える、世界最大級の一番ゲージジオラマ「いちばんテツモパーク」では、なんと本国イギリスでテレビ撮影に使われていた模型が、実際に走る姿を見られます。
この「いちばんテツモパーク」が、とにかくすごい!
その世界最大級の大きさもさることながら、細部までの作り込みが、まさに “職人技” と呼べるレベル。
望遠のマクロレンズで、走行中のトーマスや、ジェームズたちを捉えようとすると、道ばたで挨拶を交わす人、踏切待ちをする車、駅では列車を待つ人々、作業をする駅員など、様々なストーリーを想像させます。
何気なく見てしまうと、ジオラマの大きさにびっくりして終わり、ということになってしまうかもしれませんが、じっくり見るのが好きな子どもにとっては、見れば見るほどおもしろい、最高の空間です。