子育て中のママたちには、毎日こなさなくてはならないタスクがいっぱい。真面目にやっていたら、息つくヒマさえなさそうに思えます。

とはいえママだって人間である以上、どこかで小休止や息抜きをしないと身が持たないはず。世のママたちは、いつどこで、どのように休息をとっているのでしょうか?

周囲のママたちに聞いてみると、「夫や子どもの前では常に忙しいフリをしてるけど、実はこんなときサボってます」という複数の証言が……。

そんな「ママのこっそりサボり術」を紹介します!

1: 産後の通院ついでに……

最初に紹介するのは、一児のママ、Aさんの出産直後のエピソードです。

産後しばらくしてから、出産や育児疲れの影響か、手に軽いしびれを感じ始めたAさん。治療のために整形外科に通うことになったそうです。

「子連れで治療を受けるのは難しいので、毎週、夫に赤ちゃんを見てもらって、一人で通院することに。

心から心配している夫の手前、なんとなく言いそびれたのですが、実は毎回、受診後にお気に入りのカフェに寄って、ケーキセットを堪能していたので、通院が楽しみですらありました。

残念ながら4、5回通院したら手のしびれは感じなくなり、カフェ通いも終了に」

産後のママにとって、一人で外出できる機会は貴重。そんなときこそちょこっと息抜きのチャンスです。

本人は残念がっていますが、産後の気になる症状がなくなったのはよかったですね。

2: 料理中に、キッチンの死角で……!?

続いては、二人の男の子のママ、Bさんが教えてくれた、家事をしながらのサボり術を紹介します。

「カレーやシチューなど、しばらく煮込むような料理をするときは『お母さん今、料理作ってて忙しいで』感を出しつつ、遊んでいる子どもたちから死角になるコンロ前に座って、マンガ本を読んで満喫してます」

子どもが自分たちだけで遊べる年齢になったら、誰にでも真似できそうなワザ。子どもに邪魔されないためには、Bさんが言うように、忙しくしてる空気、雰囲気を醸し出すのがポイントですね。

長編マンガにハマっているときは、煮込み料理の頻度が高くなるかも!?

料理中に一休みするママは少なくないようで、ほかに「ごはんを作る合間に一口チョコをポリポリ」しているという声もありました。

ちょうどお腹がすく時間でもありますし、ママにもエネルギー補給が必要ですよね。

3: 子どもも喜ぶ楽チンスポットといえば!

休みの日ともなれば「どこか連れてって」とせがむ子どもたち。家で子どもを見るのも大変ですが、外に遊びに連れて行くのも重労働です。

でも行き先によっては、ママの息抜きにつながる場合もあるようです。お気に入りスポットを教えてくれたのは、3人の子どものママ、Cさん。

「ショッピングセンターにある屋内遊び場には、毎週のように通っています。

周囲には『子どもが行きたがるから』って言ってるけど、実は子どもたちが遊んでる間、子どもを見ながら自分がぼーっとしたりお茶したりできて最高だから、進んで連れて行きます」

屋内の遊び場なら、公園と違って汚れる心配もないし、年中エアコンもきいているし、遊具がいっぱいあるから、ママが相手をしなくても子ども同士で遊んでくれる…と、良いこと尽くめ。

施設によっては利用料金がかかりますが、ママの休息になるなら安いものかもしれません。