ミュージカルならではの魅力もたくさん!

撮影 : 荒井健

『ライオンキング』には、ミュージカルならではの魅力もたくさんあります。

キャストによる生の歌声や、音楽の生演奏は代表的なものですね。

『ライオンキング』の場合は、効果音や音楽がステージ両脇にあるスペースで演奏されているのです。

美しい生の歌声や演奏は、それだけで作品の世界に入り込むことができますし、感動もひとしおです。

また『ライオンキング』の場合は、劇場の通路もキャストが通ります。間近でキャストやパペットを見ることができるのも、大きな魅力ですね。

劇団四季の劇場はそれほど大きくはないので、舞台と観客との距離が近く、臨場感があるのも特徴の一つです。

もちろん、映画本編にも登場した数多くのミュージカルナンバーも楽しむことができます。

特に映画のメインテーマにもなっている「サークル・オブ・ライフ」はミュージカル版でも使われています。

フィナーレのシーンでこの曲を聞くと、『ライオンキング』が表現している命の連鎖や自然の尊さも感じることができると思います。

 

「初めてのミュージカル」におすすめ!

撮影 : 阿部章仁

『ライオンキング』はストーリーも分かりやすく、映画本編を見たことがない人も楽しむことができます。

また、お子さんの初めてのミュージカルにもピッタリの作品だと思います。

ロングラン公演を続けていますので、かつて子どもの頃に見て、再び自分のお子さんを連れて見に来る方も多いそうです。

またシンバやナラを演じている子役を見て、劇団四季の舞台に憧れる子どもたちもいます。

ただ劇場は公演中、暗くなりますし、効果音など迫力のあるシーンもいくつかあります。小さな子にとっては、ちょっと怖いかもしれません。

小学校3~4年くらいですと、ストーリーもきちんと理解できると思います。

小さい子を連れたお父さん・お母さんのために、劇場には「親子観劇室」が用意されています。

こちらですと、泣いてしまったり、騒いだりしてしまっても安心ですね。

また座高が低いお子さんのために、シートクッションのサービスもありますよ。

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