フェーズ3の幕開け! 緊張感漂うストーリー
アベンジャーズもう一つの魅力は、シリーズを通して描かれる壮大な世界観と、何が起こるか分からない緊張感漂うストーリー。
今作では、新キャラクターとしてスカーレット・ウィッチとクイックシルバーという、特殊能力を持つ姉弟が登場。
さらに、ハルクやブラック・ウィドウ、ホークアイといった、単独映画ではあまり描かれないアベンジャーズヒーローの心情が描かれるのも見どころです。
『アイアンマン』から『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』まで、いわゆるアベンジャーズに関連する作品は「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれる同一の世界観で描かれており、今作で11作目。
MCU作品は、『アベンジャーズ』までが“フェーズ1”。
フェーズ1ではヒーローたちの紹介に重きが置かれており、『アベンジャーズ』でもチーム結成に時間が割かれていました。
『アベンジャーズ』以降は“フェーズ2”として描かれ、まだアベンジャーズとの交流はない『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が加わるなど、MCUの世界に新たな動きが出てきました。
そして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で“フェーズ3”がスタート。
フェーズ3では、2018、19年本国公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(原題)に向けて、宇宙規模の大きな展開が予想されます。
これからのアベンジャーズは何が起こる?
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』はそんな“フェーズ3”の序章。
新たなヒーローの登場や、ヒーロー同士の対立、アベンジャーズとシールドとヒドラの動き、MCU作品を通して描かれる大きな黒幕の姿…
そのひとつひとつがフェーズ3の物語に活きてくるようです。あらゆる場所に伏線が貼られた、フェーズ3の序章。
何が起こるか分からない緊張感があります。
原作でウルトロンを作った『アントマン』(2015年9月19日 日本公開)。
キャップとアイアンマンの対立が描かれる衝撃作『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(原題・2016年GW日本公開)。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でその存在が明かされた『ドクター・ストレンジ』(原題・2016年米国公開)。
ついに物語がMCUの本筋と交差しだすか?『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』(原題・2017年米国公開)。
ソーが死ぬとも噂される……ロキのその後も気になる『マイティ・ソー/ラグナロク』(原題・2017年米国公開)。
キャップの盾に使われる最強の元素ビブラニウムの原産地ワカンダの国王『ブラックパンサー』(原題・2017年米国公開)。
初の女性ヒーローが主役となる『キャプテン・マーベル』(原題・2018年米国公開)。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場するクリー人が関わる超人類にして、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』でも話が出るといわれている『インヒューマンズ』(原題・2018年米国公開)。
さらにこのMCUの世界観にスパイダーマンも参加決定!
最速では『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』からスパイダーマンが参加するとも噂されており、期待は膨らむばかり。