主演の土屋太鳳

 映画『春待つ僕ら』公開“Anniversary”舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の土屋太鳳、北村匠海、小関裕太、 磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友ほかが出席した。

 本作は、クラスになじめない独りぼっちの女子高生・春野美月(土屋)と、美月を囲む個性豊かなバスケットボール部の男子たちの青春を描く。

 キャスト陣はクリスマスをイメージした衣装で登場した。緑色のワンピースを着た土屋は「今日はクリスマスツリーで来ました」と笑顔で衣装を紹介した。

 「公開を迎えた心境は?」と聞かれると、「卒業式に参加する気分です。私は朝ドラをやる前と後では役柄のタイプが全然違っていて、(朝ドラの前は)キラキラとした青春映画の役が多かったんですけど、(朝ドラの後は)3年間制服を着させていただいて、(本作が)卒業作品なのかなって思いながら撮影していたので、皆さんにお届けできてうれしいです」と思いを語った。

 無口で天然のバスケ部員・永久を演じた北村は「本当にみんなの仲がいい現場でした。いろいろとくじけそうになることもある中で、このメンバーだからこそ作り上げられた映画だったと思います」と熱く語った。

 また、撮影の合間にキャスト陣が楽しんでいたというパーティーゲーム「ワードウルフ」を壇上で行い、会場を盛り上げる一幕もあった。

 ゲームの敗者となった土屋は、劇中の決めぜりふを全力で披露する罰ゲームを求められると、照れながらも「大事なものなんて…見つからないと思ってた」と胸キュンワードを全力で披露し、会場を沸かせた。

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