撮影:小松 陽祐/ヘアメイク:関根亜弓
フォトギャラリー【写真】DEZERT連載第4回前編・千秋フォトギャラリー(19点)
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ヴィジュアル系バンド「DEZERT」好評連載第4回、ボーカルの千秋さんインタビュー後編です。4月25日にTSUTAYA O-EASTのワンマンライブを成功させ、夏には主催イベント、全国ツアーを控えているDEZERT。そのフロントマンの胸中やいかに――(どうせ何にも考えてないって言うけれど)。

――DEZERTは7月は主催イベント、8月はワンマンツアーと夏から怒涛のスケジュールが始まりますね。

千秋:そんなでもないですよ。単に夏が嫌いだからライブたくさんやりたいだけです。

――ツアーファイナルの会場は赤坂BLITZですね。「キャパ上げ」っていう言葉を外野が使うのもおかしいのかもしれないですけど、BLITZはEASTに比べて大きな会場ですよね。

千秋:そうなの? 変わらないでしょ。

――以前のインタビューでは「WESTソールドするまでは次に行かない」と仰ってて、それでEASTでワンマンの次が「キャパ上げ」してBLITZでやるわけで。なにか心境の変化はありましたか?

千秋:ないです。特になにも考えてないです。最近温暖化怖いですね。地球大丈夫かな。

――……千秋さんって、手段として効果の無いことはあんまりやりたくない方に見えるんですけど。以前のインタビュー通り「戦略はない」のは現在もですか?

千秋:戦略って、なにと戦うんですか? 仲良くしましょ。

――(笑)。赤坂BLITZも1月のWEST、4月のEASTワンマンとおなじく無料でCDが配布される予定ですね。そこにも何か意図があるんですか?

千秋:「無料配布」っていうじゃないですか、あれにどんな価値があると思いますか?

――原価やコストの話ではなく?

千秋:うん。無料とは言うけど、その日のライブに参加しなきゃ手に入らないってことは、チケット代も交通費も払ってるわけで、つまり1曲手に入れるのにその分はかかってるわけでしょう。遠征なんてしてたらすげえ価値。普通のシングルよりよっぽど高いよ。うん。

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