「ようこそ、わが家へ」
毎週月曜日午後9時からフジテレビ系で放送中の「ようこそ、わが家へ」が、このほどクランクアップを迎えた。
本作は、直木賞作家・池井戸潤氏の同名人気小説を原作とするサスペンスタッチのホームドラマ。気弱で争いごとが苦手な主人公の倉田健太(相葉雅紀)が、ある日、割り込み乗車をしようとした男を注意したことを境に、健太と家族がストーカーの恐怖にさらされていく姿を描く。最終回は、家族の戦いの行方と、さまざまな謎にどのような決着が付けられるのかが注目される。
最終日の撮影は健太が家族と共に暮らす倉田家のセットで行われた。82日間に及んだ撮影が全て終了すると、演出の中江功氏が相葉に花束を贈呈した。
相葉は「もう終わりかという感じがします。1話を撮っているときは、この撮影スピードでは恐らく1年以上かかるんじゃないだろうかと思いました」とあいさつすると、スタッフから笑いが起きた。
相葉は「すごくすてきな家族の皆さんと、スタッフの皆さんと、3カ月以上というとても濃い時間を過ごさせていただきました。皆さんに出会えて、この作品に出会えて、そして倉田健太に出会えて本当に良かったなと思っています。この作品は終わりますが、また皆さんと会える日が来ればいいなと思っています。その時はまたよろしくお願いします。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
それに対し中江氏は「自分としてはいつもより早い撮影ペースだったと思う」と笑顔で返し「今回、相葉雅紀と出会えて本当に良かったです」と語った。最後は、全スタッフが手と手を合わせたアーチ状の花道を作り、相葉をスタジオの外へと送り出した。
最終回の放送は15日午後9時から15分拡大スペシャルで放送。
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