貫地谷しほり主演のドラマ「女くどき飯」のDVD-BOXが17日に発売される。本作の主人公は、彼氏いない歴5年、30歳の誕生日を控え、結婚に焦りを感じているフリーライターの神林恵。ある日、惠は編集者から持ち掛けられた、応募者の独身男性が提案する店で「食事をしながら口説かれよう!」というウェブ上での連載企画に挑戦することになる。貫地谷が複数の男性から口説かれる役を演じた感想やドラマの見どころを語った。
―貫地谷さんから見た、この作品の魅力は?
映像がかわいらしくて、女性が好きそうなテイストのドラマだなということと、衣装もすごくかわいいなと思います。あとは、おいしいご飯がたくさん出てくるので、そこも見どころです。
―恵を演じた感想は?
おいしいものを食べて、男性に口説かれて、とてもすてきな時間が過ごせました。ご飯も本当においしかったので、「おいしい」という顔も(演技をする)必要がありませんでした(笑)。
―毎回、個性豊かな男性が現れて口説かれるという設定ですが、貫地谷さんが一番いいなと思った口説かれ方は?
皆さん全然キャラが違って、個性がある方ばかりだったので、全てすごく楽しかったです。毎回男性がご飯をよそってくれたりしたので、こういうのいいなあって思いました(笑)。特に7話の韓国人留学生の方は、ちゃんと女性として扱ってくれたな感がありましたね。恵が韓国語さえ理解できていたら、こんなイケメンとの恋が成就したかもしれないなって(笑)。
―さまざまな男性の口説き文句も出てきましたが、女性としてグッときた言葉は?
4話で、こじらせエリート歯科医に言われる「あなたのこと、もっとちゃんと口説きたかったな」っていう本音がポロリみたいな言葉があって、そこがグッときました。
―ドラマのように食事中に口説かれるなら、どんなシチュエーションがいいですか。
カフェランチみたいな感じだと嫌らしさがなくていいなって思います。夜のギラついたところだと、(本気ですか?)みたいな疑いが生まれてしまうので、ランチでさわやかなシチュエーションがいいです。
―撮影中、最も印象に残っているおいしかった料理は?
本当に全部おいしかったです。特に、第2話に出てくるお店は、プライベートでも行ったことがある所だったのですが、ここのクンビラロールは本当においしいなあと再確認しました。
―惠という役とご自身の性格で似ているところは?
だいたい全部、素なんじゃないかなっていうぐらい似ていますね。ご飯が大好きですし、ドラマを見ていても「こんな美男美女の大学生いるか?」みたいに突っ込んでしまうタイプなので。
―惠は妄想が激しい女性ですが、貫地谷さんも普段、妄想をするタイプですか。
妄想しますね。しょっちゅうです。宝くじを買ったとして、当たったら何を買おうかなあと毎日考えています。(買いたい)マンションとか車の車種も決めていて…。
―結婚に焦りを感じている役柄ですが、貫地谷さんご自身にも結婚願望はありますか。
私、今大殺界なんですよ。だから、結婚は再来年以降じゃないとちょっと駄目かなって思っています(笑)。
―今年30歳になりますが、女優として30代で挑戦したいことは?
今こうやってやらせてもらっている役柄も、きっといつかはできなくなる役柄なので、やれるところまでこういう役をやっていきたいなと思います。
―作品をどんな人に見てもらいたいですか。読者へのメッセージもどうぞ。
男女を問わずに見ていただきたいなと思います。男の人は、女性にどこを見られているのかという、デートの参考になると思いますし、女性はこういう人いるよねっていう突っ込みを入れながら見られるのではないかと思います。
「作品情報」
全8話に加えて、スペシャルメーキング映像や貫地谷さんも参加したオーディオコメンタリー、特製ブックレットを収録した「女くどき飯 DVD-BOX」3枚組(本編2枚+特典DISC/7600円(本体)+税)は、6月17日(水)に発売。