作・構成・演出をジャニー喜多川氏が手掛ける舞台「ドリームボーイズ」の製作発表が17日、東京都内で行われ、出演者の玉森裕太(Kis-My-Ft2)と中山優馬、そして千賀健永、宮田俊哉(共にKis-My-Ft2)、菊池風磨、マリウス葉(共にSexy Zone)が出席した。
2004年の初演以来、滝沢秀明、亀梨和也などが主演を務めてきた「ドリームボーイズ」シリーズ。15年版は玉森、中山をW主演に据えた、ジャニーズ帝劇公演初のWキャスト布陣に。このフレッシュなメンバーで今年、上演500回を突破することになる。
今年で3年連続座長を務める玉森は「500回目の公演もあり、自分自身とても身が引き締まります。新たな『ドリームボーイズ』を6人で見せていけたら」と意気込んだ。
中山は「お客さんとして観ていた作品なので(出演は)すごく光栄。精いっぱい頑張ります」と言い、「(先輩の3人から)いいところは盗んで、(菊池、マリウスと)3人でのお芝居も初めてなので、また新しい空気を作れたら」と語った。
同じ台本で同一のキャラクターを演じるが、玉森は中山の印象を聞かれると「事務所に入ってすぐドラマに出てて、『この子はエリートなんだな』って(笑)。(Wキャストの)どちらがいいとかではないけど、ライバル関係は持ってやりたい」とコメント。
対する中山も「いろんなお仕事をやられていて、何でもできる方、という印象。玉森くんのように僕も僕の良さが出せたら。もちろん、ライバル心はあります!」と闘志を見せた。
チャンプ役を演じるのは千賀と菊池。千賀が「俺が危うくなるから、風磨は70%くらい(の力)でやって」と冗談を言えば、菊池が「(印象を)一言でいうと『優しいお金持ち』」と語って“応戦”。菊池は「この前初めて一緒にお買い物に行ったら、スマートにコーヒーをくれたりして。優しいお兄ちゃんって感じです」と千賀とのエピソードを披露し、チャンプ役については「役にそって体を仕上げていきたい」と語った。
「カッコイイオタクとして1カ月頑張りたい」と意気込む宮田は、初演当時は3歳だったというマリウスについて「一回り年が違う。同じステージに立つっていうのが信じられない」と言いつつ、「(マリウスは)小さくてかわいくて。でも、会うたびに身長も伸びて、ぐいぐい僕を抜いていく子。同じ役を演じるので、舞台での立ち振る舞いなどは抜かれないようにしたい」と語った。
マリウスから「宮田くんはユニーク。いつも空気を明るくしてくれて、そういうところが僕もほしい」と言われた宮田は「本番までに一発ギャグを20個教えてあげる」と笑顔。千賀から「20個中19個はスベるけどね」と、ツッコまれていた。
玉森は「6人でやるということに意味がある。6人で歴史を作っていけたら」と、ジャニーズ伝説の舞台のさらなる成長を誓った。