個性とクセが強め! 大きなインパクトを与える5組

We Girls/On Air

デビューMVからお色気に振ってきたのが「We Girls(ウィーガールズ)」。スタイルの良さはピカイチです。クラウドファンディングで結成されたというこのグループをプロデュースするのは、音楽ユニットHouse Rulez。既に日本でもイベントを開催しています。

Sugar Tint/Heart Ppyong

「Sugar Tint(シュガーティント)」のデビュー曲『Heart Ppyong』は濃厚な80年代サウンド! Wonder Girlsのようなインパクト大のサウンドは、かなり意図的に狙って投下してきたとみるべきでしょう。

PinkFantasy/iriwa

ルックスで大きなインパクトを与えるのは、全員ウサ耳装着の「PinkFantasy(ピンクファンタジー)」。キュートなだけじゃなく、幻想的でちょっと不気味な感じもあって、個人的には映画「ドニー・ダーコ」を思い出しました。ウサギの着ぐるみも正式メンバーだとか…。そしてこのグループの作詞作曲は、SUPER JUNIORのシンドン先輩が手掛けているそう。先輩、働き者です!

PIERCE/GALAXY

先ほどご紹介したBustersもかなり平均年齢が低いですが、こちらはさらに若く、小学生年齢のメンバーが集まったグループ「PIERCE」。グループを運営しているのが子役タレントのマネージメント会社のようで、このあたり日本のアイドルシーンとかなり近しいものを感じます。

Honey Popcorn/Bibidi Babidi Boo

一転して、こちらはかなりアダルトなグループ。日本の人気セクシー女優である三上悠亜さん、松田美子さん、桜もこさんの3人で結成され、韓国語で歌唱しているのが「Honey Popcorn(ハニーポップコーン)」。アイドルとしての経験もある3人ということで、歌もダンスも本格的、楽曲もしっかりしています。惜しむらくは、お国柄の違いにより韓国ではほとんど活動出来ないこと。そして、12月23日に松田美子さんがグループ卒業を発表しました。

既存グループからも続々登場! ユニット6組

2018年は、既存グループからのユニットデビューが多かった1年でもありました。最後に6組ご紹介しましょう。

意外な化学反応が発生!コラボグループ2組

スルギ(Red Velvet)Xシンビ(G FRIEND)XチョンハXソヨン((G)I-DLE)/Wow Thing

2018年のベストコラボレーションは、人気グループから3人、そしてPRODUCE101出身で精力的にソロ活動を続けるチョンハさんによるコラボ曲「Wow Thing」でしょう。ヒップホップ濃度の高いトラックの上を、4つの個性が交差していきます。ここでも目立っているのはラップを担当する(G)I-DLEソヨンさんのフロウ。彼女は今年のMVP級と言っていい活躍ぶりだったと思います。

WJMK/STRONG

宇宙少女(WJSN)とWekiMeki(ウィキミキ)によるコラボグループ「WJMK(ウジュミキ)」による『STRONG』は、原色が印象的。美女集団宇宙少女でもひときわ目立つソラさんとルダさん、I.O.I→WekiMekiという経歴を持つユジョンさん、ドヨンさんという4人の魅力が詰まったキュートなMVに仕上がっています。

OH MY GIRL BANHANA/バナナが食べれないサル

『Secret Garden』で初の音楽番組1位を獲得し、人気が本格化しつつある「OH MY GIRL(オーマイガール)」からはヒョジョンさん、ビニさん、アリンさんによるユニット「OH MY GIRL BANHANA(オーマイガール バナナ)」が誕生。8bitサウンドを取り入れた元々キュートな楽曲ですが、日本語ヴァージョンはさらにカワイイ!

PRISTIN V/Get It

AFTERSCHOOLなどで知られる事務所PLEDISが2017年に送り出した「PRISTIN(プリスティン)」ですが、残念ながら2018年のリリースは無し。しかしながら、メンバーのうち5人によるユニット「PRISTIN V(プリスティン ブイ)」を始動させました。BPM遅めで力強く進行する楽曲に、ガールクラッシュなファッションの5人が絶妙にマッチしています。「世界で最も美しい顔」にランクインしたキョルギョンさん、いつ見ても麗人です…。

gugudan SEMINA/SEMINA

宇宙少女、WekiMeki、PRISTINと同様、元I.O.Iメンバーを擁する「gugudan(ググダン)」も、元I.O.Iのセジョンさん&ミナさんにナヨンさんを加えてユニット「gugudan SEMINA(ググダン セミナ)」を発足させました。元I.O.Iメンバーがそれぞれのグループで奮闘していたのも、2018年の特徴かもしれません。

FANATICS-FLAVOR/MILKSHAKE

PRODUCE48参加者から、早くもデビュー組が現れました。少女らしい可憐なルックスにそぐわぬ力強いラップで印象的だったキム・ドアさんが、「FANATICS-FLAVOR(ファナティクス フレイバー)」としてユニット先行デビュー。これからFANATICS本体が徐々に明らかになっていくようです。中国語版もあり、かなり早い時期から国際戦略を考えていることがうかがえます。

Girls' Generation-Oh!GG /Lil' Touch

2018年にユニット始動したと言えば、少女時代からのユニット「Girls' Generation-Oh!GG」もその1組。現在でもSMエンターテイメントに所属する5人が、大人の女性らしいサウンドとパフォーマンスで魅了してくれます。新人特集でレジェンドに触れるのも不思議ですが、5人という人数でのパフォーマンスにも新鮮味があります。ただ、2017年に事務所を離れた3人も、まだ少女時代のメンバー。いつかまた完全体で迫力満点のパフォーマンスも見てみたいところです。

注目の新人グループばかり! K-POPガールズ・グループの2019年はどうなる?

ずらっと2018年に始動したK-POPガールズ・グループを30組ご紹介してきました。ともかく層が厚かった2018年組、これからどんな活躍を見せてくれるか、全世界が注目していることでしょう。中でも、IZ*ONEと(G)I-DLEにはシーンをけん引していってほしいと思います。

また、すでに2019年デビューがアナウンスされているグループもあります。大人気グループ「AOA」を生み出したFNCによる「Cherry Bullet(チェリーバレット)」は、日本人3人と台湾人1人を擁する多国籍グループ。PRODUCE48で歌唱力とリーダーシップを見せ、大活躍したヘユンさんも所属しています。既に公開されている動画では、全ガールズグループのお手本となる「少女時代」の『まためぐり合う世界』をカバー。ダンスだけではなく生歌が聴けるのも嬉しいところ。今からデビューが待ち遠しい!