「雨上がりアート」に出会うためには?

こういったイラストは「カストーディアルアート」と呼ばれているのですが、このことについて詳しく紹介しているのが、書籍『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』です。同書によると、このカストーディアルアートは、全てのキャストが描けるわけではなく、認定会で資格を得たスタッフのみができるとのこと。

「このアートが登場するタイミングは、基本的には『雨上がりで地面が乾きはじめた時』なのですが、どこに出るということは明確に決まっているわけではありません。また、集めた落ち葉などでミッキーの形が描かれたりします。」(同書より)

なんと、水だけで無く落ち葉も使って楽しませてくれるんですね。雨の日は少し気分が落ちがちですが、雨の日にしかできないパフォーマンスがあるするならば、そんなことを言っていられませんね。時間・場所が未確定だそうですが、もし、見つけることができたらテンションが上がりますし、パフォーマンスを探しながらディズニー内を散策するのも良いでしょう。

他にも、ファンカストーディアルと呼ばれるキャストがいるのをご存じでしょうか。こちらも清掃員の格好をしたパフォーマーのこと。さまざまな『効果音』を出したり、ゲストを交えた面白いパフォーマンスを披露します。こちらもまた、不定期に登場します。

「彼らは『サウンドスーツ』と呼ばれるものを体に装着して、音はスピーカー(ゴミ箱)から出しています(ゴミ箱がないパターンもあります)。ただ、これはマジックグッズに類するものなので具体的な仕組みや音の出し方については購入者以外、知ることができません……、いずれにせよ、出会えたらラッキーなお楽しみでしょう」(同書より)

注目のアトラクション以外にも楽しみの多いディズニーランド&シー。梅雨の時期に入っても楽しみ方があるディズニー。シアター系を中心に屋内をまわるか、それとも、ずぶ濡れになって楽しむか、どちらにせよ、雨上がりには、カストーディアルアートというパフォーマンスが待っています。皆さん、梅雨の時期もディズニーリゾートを遊び尽くしましょう。

【書籍情報】『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』みっこ著 文響社