規制も楽しむ そして「イルネス」のメンバーと映画を作る!?

――今はテレビでもバラエティは『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ)だけですよね。最近はよく、「テレビでバラエティがやりにくい」と言われますが、加藤さんはどう感じていますか?

加藤:そういうことに文句を言いだすと、なんでも時代のせいにすることになってしまうんですよね。でもそんなことしても何も始まらない。だから、何かやれる場所を与えてもらえるならそれは受けますし、規制があるならその範囲で楽しんでいこうという感じです。どんな時でも楽しめるところはあるし、それをどうやって見つけていくかっていうことですよね。

まあ僕ごときがどうこう言える立場じゃないし、批判があればそれも受け止めながらやっていきますし。

――例えば、加藤さんに「なんでもいいからテレビ番組をやってください」というオファーが来たらどんなことがしたいですか?

加藤:「イルネス」のメンバーと一緒に何かやりたいですね。スタジオコントじゃなくても、ロケでも。あ、映画撮りたいですね!くっだらないヤツ。

――加藤さんの監督で。

加藤:なんか壮大な話になってきちゃったな(笑)。

――では最後に、今回の舞台の見どころを教えて下さい。

加藤:おっさんたちの必死感です。「こなす」みたいなラクなことはしない、そういうところを見てほしいですね。

会社員からテレビ番組やDVDなど映像関係の英日翻訳者を経てライターに。 ハーバルセラピスト、アロマセラピーアドバイザーの資格あり。子供の頃からお笑い好きで、当時読んだ「落語全集」は宝物。でも、なりたかったのは落語家ではなく小説家。今、こうして文章を書いて人に伝える仕事をしていることに喜びを感じてます。