マクドナルドでただいま、アボカドソース入りのハンバーガーが発売されているとな。

一時は高級ハンバーガー店でしかいただけなかったアボカドバーガー。
どんどん一般化していて、アボカドも日本の食卓にすっかり溶け込んだ様子。

が、意外とまだいるんですよね。
「アボカドむいておいて」と頼むと「え~どうやって?」と言う人。

確かに初めてなら、どうやって攻略すべきか。
迷うといえば迷う。
ごつごつ真っ黒な、奇怪なルックス。

アボカドカッターもいろいろ出ているけれど、
シンプルで一番使いやすいと評したのがこちら。


たったこれだけの、スプーンのような道具。

   









ギザギザの付いた部分ですーっっと外周をなぞっていく。
意外とさくっと刃が入ります。

そしてアボカド剥きの最大の難所といえば

種取り!

従来はこのように…

   









包丁のつばの部分で種を刺し、ビーンとほじりとっていたわけですが
なんとなく危ないし、種が硬いと取れない。

が、こちらは先端の細い部分でじりじりとほじり出したり、
実が柔らかければ、先に刺して種を取ることができます。
ニュルリと取れる感触。

   

 








種を取った後は、きれいにアボカドがとれるかとれないかちょっとドキドキしますが、

   









幅広のスプーン状なので、差し込むだけでスルリ。
試用で使ったアボカドが、少し熟しすぎていたため写真ではボロボロ(泣)ですが。

これをビッ◯マックにはさめばアボカドバーガーなんじゃね?と。

さてこのカッター、
奇をてらわないシンプルな形なのに、割ったり、剥いたり、と4役をこなし、
アボカドを簡単にむいて取り出すという、務めをきちんと果たす。
しかもお値段はたったの630円。

これぞ「道具」、と思えるのです。

ということで記事も今回はシンプルに終了!


トルーデュー アボカドカッター
630円
南海通商
 

ほんま・みき キッチン、インテリア、デザインに関する執筆、企画、編集を手がけるエディター&ライター。食と暮らしを結ぶ具体的なもの、こと、考え方の取材が特に得意分野で、キッチンジャーナリストとしても活動中。独立前は老舗系インテリア専門誌の編集部に勤務。床壁、家具から雑貨まで住まい関わるものはすべて取材経験あり。手がけた本に「ザ・リアルキッチンガイド」「マイスタイルキッチン」「インターナショナルキッチンAtoZ 」「リノベーション物件に住もう!~超中古主義のすすめ」など。ブログ「キッチンのこころ