4.不満は明るく伝える

長く一緒にいると、相手に不満がたまってくること、欠点が目についてしまうこともありますが、極力、夫を責めないで。

妻が攻撃的に話すと、夫は反撃モードに入ってしまいます。多くの男性は、人を敵か味方で判断するセンサーが発達しています。敵として見られたら、いい関係は築けません。

不満を伝える時こそ、ユーモアを交えた口調で、愛嬌のある身振り手振りを入れながら。夫の言葉にカチンと来ても、憎めないようなちょっとしたジョークで返すのがオススメとのこと。

5.海外ドラマや映画から表現のヒントをもらう

異性間のコミュニケーションでありがちなのですが、日本人女性の表現は細やかでひかえめすぎるので、男性にはピンと来ないことばかりです。分かりやすく表現するスキルを身につけると、夫婦のありかたも変わってきますよ。

男性相手のコミュニケーションは、若干オーバーに表現するのがコツ。

そこで本書は、海外ドラマや映画からヒントを探ってみることを提案しています。エンタメ映像を楽しみながらも、素敵に見えるしぐさ、セリフのユーモアセンスを磨く時間にするのです。

魅力的だな~と思う女優さんは、どんなタイミングでどんなジェスチャーを入れながら話しているのか? 取り入れるつもりで観察してみましょう。

この書籍で提唱されている“愛され妻”になると、妻自身が幸せになれるというだけではなく、夫も男性としての自信がわき起こってきて、仕事面で好影響があるなど、いろんなメリットがあるようですよ。

著者の方が実際にたくさんの恋愛・結婚カウンセリングを行い、夫婦の危機を救ってきた方法です。現代のライフスタイルに即した解決法だと思いますので、試してみてくださいね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。