メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社は14日、2015年1月~6月のテレビ番組出演者データを基にした「2015上半期タレント番組出演本数ランキング」を発表。昨年、年間王者に輝いた国分太一(TOKIO)が349本で暫定トップに輝いた。
国分は、TBSの朝の情報番組の司会を2年連続で務めているほか、ミニ枠「国分太一のおさんぽジャパン」(フジテレビ)が数を押し上げる格好となった。国分を含めた上位4人は、2位の設楽統(バナナマン)、3位の有吉弘行、4位加藤浩次と、昨年と比べて出演番組の増減が少ないため、順位に変動は見られなかった。
また、14年に大ブレークを果たした坂上忍が、昨年の10位から5位へと順位を上げた。月曜日のMCを担当する「バイキング」(フジテレビ)で、春からは全曜日のメーンMCにも起用されたことが要因となった。
女性部門では直近3年間で、7位→2位→1位とコンスタントに順位を上げてきた小島瑠璃子が226本で、初めてクイーンとなった。「S☆1」(TBS)のスポーツキャスターをはじめ、4月からスタートした朝の情報番組「サタデープラス」(TBS)など、番組を仕切ることができる女性タレントとして活躍している。
一方、昨年と今年を比べ、出演番組の差が大きかった“ブレークタレント”のトップは、「ラッスンゴレライ」のリズムネタで話題となったお笑いコンビの8・6 秒バズーカーに決定(14年上半期0番組→15年上半期88番組)。
ほかにも、柔道の篠原信一氏(6番組→94番組)やサッカーの前園真聖氏(23本→98本)といった「元日本代表」のタレントがバラエティー番組で意外な一面を見せ、話題となった。
今後、テレビ露出がさらに増えそうなタレントとしては、女優・モデル・歌手とマルチに活動する西内まりや(上半期76番組)と、バラエティーでも活躍を見せる女優の松岡茉優(上半期65番組)に注目が集まっている。