(左から)藤山扇治郎、渋谷天外、水谷八重子、波乃久里子、藤原紀香

 新橋演舞場「二月競春名作喜劇公演」の囲み取材・公開舞台稽古が1日、東京都内で行われ、出演者の水谷八重子、波乃久里子、渋谷天外、藤山扇治郎、藤原紀香が登場した。

 本作は、創始130年の「劇団新派」と創立70周年の「松竹新喜劇」が、“合わせて200年達成”を記念し競演。両劇団の名作戯曲「華の太夫道中」と「おばあちゃんの子守唄」の2作を同時上演する。

 「華の太夫道中」に太夫役でゲスト出演する藤原は「歴史ある劇場で、歴史ある劇団の皆さんとご一緒できることが本当にうれしいです。明日から初日ということでドキドキしていますが、たくさんの方に見ていただきたいです」とアピールした。

 「初の太夫役に挑戦する意気込みは?」と聞かれると、「このかつらとお衣装を着けさせていただくことがとても幸せです。大好きな作品で、大好きなお役です。作品に巡り合えたことに感謝しています」と笑顔で話した。

 藤原の印象について、波乃が「こんなに器量が良くて、心がきれいな方ってなかなかいないんですよ。天使のような方が天使のような役をするので、役作りをしなくても本当に素晴らしい」と絶賛すると、藤原は「涙が出るような言葉を頂いて…」と照れ笑いを浮かべた。

 一方、嵐が2020年で活動休止するニュースについて話題を向けられた藤原は、「素晴らしいグループですし、未来に向かっての発表だと私は思っています」とコメントした。

 舞台は2日から23日まで都内・新橋演舞場で上演。

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