MUCCのギタリスト、ミヤプロデュースの「COMMUNE」Vol.1が大阪と東京で開催されます。
MUCCはもちろんのこと、シーンの先駆者的存在のD’ERLANGERから、独自の存在感を放つ摩天楼オペラ、ギルガメッシュ、そして新世代のNOCTURNAL BLOODLUST、DEZERTがしのぎを削ることになるこの注目イベントの開催を記念して、ミヤとNOCTURNAL BLOODLUSTからCazqui(G)の対談を掲載します!
――大阪(8月)、東京(9月)で開催されるDANGER CRUE のイベント「COMMUNE」ですが、プロデュースはミヤさんだそうで。
ミヤ:元々は俺というか、社長に「昔のウチの事務所(DANGER CRUE)でやっていたような、先輩後輩がガチンコでぶつかるようなイベントをやってよ」と言われたのがきっかけです。
――まず気になったのは「COMMUNE」というイベント名です。近年のMUCCはジャンル関係なく開かれたバンドのようなイメージがあるのですが、あえてある種の閉鎖性が込められている名前をつけたという理由を伺いたいです。
ミヤ:閉鎖的な空間という意味を持たせたかったというか、普通の人が入ってこれない場所に入ってきてもらって、変わったものを見てもらおう、そんなアンダーグラウンドに特化したイベントが最近無いので、逆に面白いんじゃないかな。
「バランスよく色んなバンドを集めて楽しめるイベント」というよりは、出るのはとにかく尖ったバンドだけ、何が出てくるかわからないような偏ったイベントにしたくて。「それでもよければ来てくだいね」って感じのコンセプトですね。出るバンドも音楽性は様々だけど、「ヴィジュアル系」バンドだけでイベントをやりたかったんです。
――そこにNOCTURNAL BLOODLUSTが選ばれたという。