初めて訪れる美容室はなにかと緊張するもの。
特に新しく担当してくれる美容師さんと何を話そうか構えてしまいますよね。先に要望だけ伝えて、後は雑誌に没頭し、「話しかけてこないでオーラ」を全身で出す人も多いのではないでしょうか。
35歳男の筆者は、先日、初めてとなる美容室に行ってきました。
どうなるかと思ってはいましたが、気さくな美容師さんのおかげもあって、リラックスした時間を過ごすことができました。
さりげなく、「美容師さんもお客さんとのコミュニケーションは大変じゃないですか?」と本音を探ったところ、やはり最初に伝えた髪形の要望だけだと難しいこともあり、コミュニケーションをとりながら調整することもあるそう。また、お互いがリラックスするためには、何げない会話でも必要だと教えてもらいました。
美容師の会話は「必要ない」という人の声はよく聞こえてきますが、「話しかけてくるな」と気をはっていても疲れますし、逆に美容師さんからぶっちゃけトークを聞き出しても良いのではないでしょうか。
そんな美容室の時間で気になることがありました。目の前に並べられた雑誌です。店内にある雑誌の中から、美容師さんが選んで持ってきてくれるのですが、私の目の前には雑誌『LEON』『OCEANS』『マデュロ』『SPA!』が並べられました。ちょっとギラギラ感の強い大人系雑誌がそろい面食らいました(汗)。
どちらかというと普段は、雑誌『BRUTUS』『Casa BRUTUS』や女性誌の『Premium』などを購入し、文化系を前面に押し出していたのですが、美容師さんには全くそう写らなかったそうです。
美容師さん曰く35歳という私の年齢を聞いて、年相応の雑誌をチョイスしてくれたそう。当日、スーツ姿で訪れたのも影響したのでしょう。ただ、「自分の見た目はこんな雰囲気なのね」と学ぶにはちょうど良い機会でした。