Sexy ZoneとA.B.C-Zが出演するイベント「Summer Paradise in TDC」の橋本良亮ソロ公演「A.B.C-Z Ha“ss”hy★Concert」が24日、都内の東京ドームシティホールで行われた。

 イベントは、これまでSexy Zoneの菊池風磨、中島健人、佐藤勝利のソロ公演、Sexy Zoneの公演を開催。橋本のソロ公演は23、24日の2日間で計4公演が行われ、1万人を動員した。

 自身で構成、演出を手掛けた初のソロ公演。グループへのリスペクトの気持ちを込めた公演名、振り付けはメンバーの五関晃一が担当するなど、橋本のグループへの思いと、また新たな自分の魅力を見せたいという思いの詰まったものになった。

 オープニングからダンスナンバーが続き、「砂のグラス」「Vanilla」などジャニーズJr.時代からの人気曲や「今回のために作ったかわいい曲」と紹介し、作詞、作曲を手掛けた新曲「秘密の愛」などを披露した。

 KinKi Kidsの楽曲「やめないで,PURE」「Natural Thang」などで、この1カ月で約15キロ減量してつくり上げた肉体をセクシーなダンスで惜しみなく披露。バンドで魅せたTOKIOの楽曲「リリック」では、抜群の歌唱力でファンを沸かせた。

 後半はA.B.C-Zの楽曲を立て続けにパフォーマンスするなど、最後までパワフルなダンスで観客を魅了。「みんなの笑顔をいっぱい見られた。すごく楽しんでくれたみたいだし、自分でも楽しかった。(25日からのA.B.C-Z公演も)ありのままの橋本良亮で突っ走っていくので応援よろしくお願いします!」と締めくくった。

 公演後取材に応じた橋本は「最初はすごく不安で。いつも(グループの)5人でやってるし、MCは河合(郁人)くんや塚ちゃん(塚田僚一)に助けてもらっているので。でもステージに立ってお客さんを前にしたらボンボン(力が)出てきちゃって。お客さんの力ってあるんだなと思いました」と笑顔を見せた。

 また「今回はセクシーな感じで、A.B.C-Zでは見れない橋本良亮を出していこうと。見られたんじゃないですか?」とにやり。

 「この公演のためが40パーセント、60パーセントは自分への誕生日プレゼントとして」鍛えたあげたという、現在51キロで体脂肪3.5パーセントだという肉体について質問がおよぶと、「(痩せ過ぎと)昨日母親に2時間説教された。ちゃんと食べているんですけど太らなくて。実は健康診断にも行ったんですけど、全然問題はないんですよ」と強調。「心配を掛けたことはすみません。でもステーキ400グラム食べたりしてるし、めちゃくちゃ元気です! でもちょっとやり過ぎちゃったのかな」とストイックすぎる一面を明かした。

 「いろんな人に助けられてた。一番は(振付担当の)五関さん。あとはたくさんのジュニアの子も頑張ってくれたし、誰かに支えられてステージに一人で立っている。感謝の気持ちは大きかったです」と初のソロ公演の手応えを語るとともに、「A.B.C-Z公演ではセクシーな部分を残しつつ、“末っ子な良亮”も出てくるんじゃないかな」とグループ公演への意気込みも見せた。