(前列左から)渡辺正行、橋本マナミ、高島礼子、三宅裕司、(後列左から)深沢邦之、春風亭昇太、小倉久寛、東貴博

 舞台「翔べないスペースマンと危険なシナリオ ~ギャグマゲドン mission~」制作発表記者会見が11日、東京都内で行われ、出演者の三宅裕司、渡辺正行、小倉久寛、春風亭昇太、ゲスト出演する高島礼子と橋本マナミほかが出席した。

 三宅が率いる「熱海五郎一座」の新橋演舞場シリーズ第6弾となる本作は、「宇宙」を舞台に東京の笑いである“軽演劇”を届ける。

 松葉づえを突いた姿で登場した三宅は「スキーを滑っていて転んで大腿骨を骨折しました。手術をしてボルトを入れて、骨がくっつくまでは松葉づえが必要ですが、本番までには完治しています」と説明した。

 本作については「『アルマゲドン』のパロディーで、地球に隕石がぶつかろうとしているので、日本の宇宙関係の人を集めるんだけど、ろくなやつが来ないという設定です。骨折したおかげで時間ができまして、台本にスキがありません。今までの最高傑作になると思っています」と自信をのぞかせた。

 高島は「『熱海五郎一座』は憧れでした。楽しく笑っておなかが痛くなるぐらいに、私も皆さんに調理していただきたいです。精いっぱい付いていきます」と意気込みを語った。

 橋本は「すごく舞い上がって緊張しています。笑いのセンスが素晴らしい方々がそろっているので、間近で見られてうれしいです」と笑顔で話した。

 まだ三宅から台本をもらっていないという面々。三宅が「今回は一場面が長い。宇宙の訓練でワイヤアクションもあります」と予告すると、昇太は「高所恐怖症なんです。できたら断りたい、高いところは座布団10枚がギリだから」と拒絶反応。

 渡辺は「長いシーンがあるのも嫌だよね。ずっと舞台にいないといけないんでしょ。テンション下がるなあ~」とぼやいて笑わせた。

 舞台は5月31日から6月26日まで、都内・新橋演舞場で上演。