夫婦間、親子間で「その一言」が余計だったりすること、時々ありますよね。
夫婦の会話、親子の対話で意識し、習慣化すると、とってもいい感じになる魔法の言葉について今号ではお伝えしますね(主任調査員小菅隆太拝)
妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする
全5回の連載も早いもので第4回目となりました。いやはや、ホントあっという間ですねぇ。
前号から子育てについてお伝えしていますが、初回からお伝えしているように、たくさんの子育て名人、イクメンの方々からしたら、私が人さまに物申す、なんてホントおこがましいのですが、そんな中でも「妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする」ことで見えてきた、良い親子関係について、少しでも参考になるお話ができればの思いで、今号も徒然なるままに書かせていただきますね。
まずは改めて夫婦の話
亭主関白さんも、鬼嫁至上主義さんも、私たち夫(男性)って、妊娠、出産、できませんよね。
すごく偏った言い方をすれば、そのパートは妻さんに完全に委ねなくてはならないわけです。取って代わることができない。
頭ではわかっているし、気分がいい時や余裕がある時は、そんなパートナーに対して優しくできるのだけど、同じ屋根の下で暮らしていると、妊娠しているとか、していないに関係なく、夫婦ってほんと些細なことで小競り合いをしてしまう。
ある程度夫婦という単位を続けてきた方は、うなずける部分ではないでしょうか。
優しくできなかった経験者として、これから妊娠出産を控えている妻さんと一緒に暮らしている方には、改めて「男性は妊娠出産を取って代わることができない」という当たり前の事実に、いつも立ち返っていただくことをおすすめしたいのです。