舞台「ドリームボーイズ」の通し稽古と囲み取材が12日、東京都内の帝国劇場で行われ、出演者の中山優馬、菊池風磨(Sexy zone)、マリウス葉(Sexy zone)らが出席した。
ジャニー喜多川氏が作・構成・演出を手掛ける「ドリームボーイズ」シリーズは、ボクシングを題材に少年たちの青春を描く舞台で、今年通算上演回数500回を突破する。今年は初のWキャストでの上演となり、3日からスタートしているKis-My-Ft2の玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉バージョンに続き、12日からは中山、菊池、マリウスのバージョンが上演される。
3人は同シリーズには初出演。中山は「ジャニーズの歴史ある舞台なので、この3人で初日を迎えられてうれしいです。初めて出させていただくので、いい感じのプレッシャーと緊張はありますが、すごく楽しみ」、菊池は「伝統ある舞台なので、自分たちも素晴らしい舞台だと言っていただけるように頑張りたい」と気合十分の様子。
マリウスは「舞台上でせりふを言うこと自体初めて。早口にならないように、かつぜつも良くなるようにずっと練習してきたので、いい作品になると思う。お兄ちゃんたちに頼らないように最後まで頑張ります!」と初々しく語った。報道陣から「緊張している?」と尋ねられると「結構困りウスですけど…。頑張りマリウスです!」とちゃめっけたっぷりに答えた。
玉森バージョンと台本は同じでも、中山バージョンでは、中山が「Be Myself」、「光と影」、マリウスが「ダンケシェーン」という新曲を披露。また、菊池はマイケル・ジャクソンの「They Don’t Care About Us」、自身のソロ曲「It’s Going Down!」をパフォーマンスするという楽曲面での変化のほか、中山は新技のフライングにも挑戦する。
中山は、6メートルの高さから空中ブランコのように何度も回転をする新技の名前を「“ゆうまわる”です」と発表。「ジャニーさんが決めました。優馬の“ゆう”と“YOU”の両方が掛かっていると思います。ジャニーさんが言うならそれでいこう、と」と説明した。
中山は金色に近い明るい髪色で登場し報道陣を驚かせたが「“ドリボ”仕様です。初めてここまで明るくしたんですけど、気合の表われです!」とニヤリ。玉森らの初日通し稽古を3人そろって観劇した。「チームワークもすごいし、ずっと見ていた舞台なのですごいなぁと。でも全然違うものが見られると思うので、そこを楽しみにしていただけたら」と中山。
「ここだけは負けていないところは?」と問われると、菊池は「優馬の顔ですかね(笑)。顔っていうのは見た目だけじゃなくて、優馬の顔が自信に満ちあふれている。僕ら3人の新たな個性、今までの『ドリームボーイズ』にはなかった色、見たことがない顔があると思う」と自信をのぞかせた。
最後に、先日結婚を発表したジャニーズ事務所の先輩でTOKIOの国分太一について聞かれると、中山が3人を代表してコメント。「ご結婚おめでとうございます。ぜひご夫婦で見に来てくれたらすごくうれしいです。お待ちしております」と笑顔で語った。
舞台は3~30日、都内、帝国劇場で上演。中山、菊池、マリウスの公演は12~14日、18~20日。