日焼け止めの正しい塗り方

UV対策をしっかりとしたいのであれば、塗り方にも気をつけましょう。正しく塗れていないと、きちんとした効果を得られないこともあります。

顔に塗る方法

顔に塗る際は、全体にムラなく塗ることが大切です。使用量の目安は、リキッド状のもので1円玉硬貨大2個分、クリーム状のものでパール粒2個分程度です。商品によって違うので、説明書きを確認して。

まず、使用量の半分を手のひらに取ります。額、鼻、両頬、顎に分けて置きましょう。それをムラなく塗り広げます。顔全体に塗れたら、もう半分の量を手のひらに取り、先ほどと同様に塗り重ねてください。

注意点

日本人女性は、頬からこめかみにかけてシミが出来やすいことが判明しています。この辺りに塗り残しがないよう注意しましょう。

塗り忘れやすいのは耳の裏、首元、襟足部分。特に、首元にシワが多いと年齢を感じてしまいがちです。塗り忘れがないように気をつけて。

UVブロック効果をより高めたいのであれば、パウダリーファンデーションを重ねるのがオススメ。パウダリーファンデーションに入っている成分には、肌表面で紫外線を乱反射させる効果があるからです。

体に塗る方法

腕や脚などは、広範囲で塗りにくい部分でもあります。

まず、容器から直接腕や脚に出しましょう。塗りたい範囲に1本線になるように。その後、手のひらでグルグルとらせんを描くようにして塗り広げてください。こうすると、ムラなく塗りやすいですよ。

きちんと塗れているか不安な方は、ぜひこの方法で塗ってみて。

日焼け止めは塗り直しが大切

日焼け止めの効果を十分に得るためには、塗り直すことが大切です。少なくとも2、3時間おきに塗り直すようにすると、効果を得やすいですよ。面倒に感じてしまう方は、スプレータイプの日焼け止めを活用すると便利です。

ウォータープルーフの日焼け止めも塗り直しが必要です。動いていると摩擦で落ちてしまいますし、汗や皮脂が出るときに落ちてしまうこともあります。

子どもの日焼け止め選びのポイント

最後に子どもに使用する際の注意点。

子どもの頃に紫外線を浴びていると、将来悪影響を及ぼすことも。お子様にもしっかりUV対策してあげましょう。

子どもは、大人の肌よりデリケート。同じ日焼け止めを使うと、刺激に感じてしまうこともあります。

「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」と書かれたものを使っても良いかと思います。肌に優しいものを選んであげて。また、「SPF」や「PA」の数値が低めのものをセレクトすると、刺激を感じにくいですよ。

あとは使い心地です。ベタベタすると嫌がるお子様もいるので、伸びが良くサラッとしたものを使ってあげましょう。ローションタイプやスプレータイプが使いやすいですよ。

また、石鹸で落とせるタイプのものを使った方がストレスが少ないです。

「専用クレンジング使用」と書かれているものは避けた方が無難。石鹸でしっかり落とすのを嫌がるお子様には、「お湯で落とせる」と書かれているものを使うのがオススメです。

日焼け止めが落とせていないと、肌が乾燥することもあります。悪影響を与えないためにも、きちんと落としてあげるようにしましょう。

UV対策コスメ、正しく使えていましたか?なんとなく使っていると、きちんとした効果を得られていないかもしれません。

紫外線が本格的に気になってくる今、ぜひ見直してみてください。

美容ライター。スキンケア、ボディケア、ヘアケア、コスメなど美容に関することが大好きです。キレイになるのに年齢は関係ありません。いつまでもキレイでありたい。そういった思いに応えられる情報を発信していきます。