今日からできるニオイ対策

その1:疲れをためない

身体が疲れると、疲労物質である「乳酸」が増えます。乳酸が増えると体内環境が酸性に傾き、汗の中にニオイのもととなるアンモニア成分が増え、ニオイが強くなります。
そこで、まずはストレスを減らし、心身ともにリラックスする時間を持つようにします。

最も手軽なのが、ゆったりとお風呂の湯船につかること。血行がよくなり、乳酸が減少するため、暑い時期にもシャワーだけで済まさず湯船に入るようにすると、疲れがすっきりとれた状態で朝を迎えられます。

また、代謝を上げ、乳酸を分解する食品(クエン酸を含む酢や梅干し、かんきつ類など)や、酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンを増やす緑黄色野菜をとるようにすることでも、体の中の乳酸を減らせるとか。

それから、十分な睡眠をとるなど、しっかり体を休めることはもちろんですが、新陳代謝が低下すると体に老廃物がたまり、ニオイのもとになるため、適度に体を動かして汗をかき、血液やリンパの流れのよい体を保つことも大切。
ツボ押しやリンパマッサージなどのほか、お風呂の湯に酢やお米のとぎ汁、食用・薬用の重曹などを加えるのもよい方法だそうです。 

その2:抗酸化食材を食べる

加齢臭の原因となるニオイ物質は、体内の脂肪酸が酸化することで発生します。そのため抗酸化作用の高い食品をとることが、ひとつのニオイ対策となります。

野菜や果物、大豆、海藻、きのこ、魚介類など、できるだけ多くの食品を毎日適度に、偏りなく食べるのがポイントです。

発酵食品や食物繊維をとり、腸の健康を整えることも重要。毎日なるべく決まった時間に腹八分目の量を食べ、元気な内臓を保つことが、体臭予防には有効なようです。