女性の定番ドリンクとして定着してきた、スムージー。しかし、自身で作ろうとすると「数種類の野菜やフルーツを切って、ミキサーにかけて……」と、飲むまでの手順がちょっと面倒くさいため、敬遠していた方もいるのではないでしょうか? 最近は野菜やフルーツの値段が高騰していますしね。

そこで賢く利用したいのが、コンビニやスーパーでお手軽に手に入るようになった新感覚スムージー! ですが、どれでも良いわけではありません。

今回は、コンビニやスーパーでお手軽に手に入るスムージーの効果的な選び方と飲み方をご紹介します。

野菜ジュースとスムージーの違いとは?

これまで野菜不足を感じたら、野菜ジュースを購入していた方は多いはず。しかし、最近はコンビニでお手軽にスムージーを購入できるようになりました。値段は少しスムージーの方がお高め。実際、どんな違いがあるのでしょうか? その違いを知り、自身に合っているのがどっちかを選びましょう。

1 飲みやすさ

生の野菜やフルーツをそのままミキサーでブレンドして作るのが、スムージーです。そのため、ドロドロしており、満腹感も得やすくなっています。

野菜ジュースは、野菜または野菜と果物を低速ジューサーにかけて、繊維質を取り除いた果汁のこと。繊維質を取り除いているため、ゴクゴクと飲むことができます。

2 栄養価

野菜やフルーツを原料としているため、スムージーにも野菜ジュースにも、多くの栄養が含まれているとされています。大きく違いが出るのが、以下のふたつ。

ひとつは、酵素。

ダイエットやアンチエイジングなど、キレイの栄養素として欠かせないのが酵素です。

酵素は生野菜から取り入れるのが、一番いいとされています。その上、野菜に含まれる酵素は熱に弱く、50度~70度の温度で破壊されてしまうため、野菜ジュースから取り入れるのはかなり難しいと言えます。

もうひとつは、食物繊維。

食物繊維は水溶性、不溶性のふたつに区分されます。先ほども書きましたが、野菜ジュースは飲みやすくするために不溶性の食物繊維は取り除かれているのです。

それに比べて、スムージーはミキサーにかけたものをそのまま飲む形なので、野菜やフルーツの食物繊維をそのまま取り入れるのことができます。

3 消化の良さ

スムージーは、栄養価が高く、様々な栄養素をバランスよく補給することができます。ですが、先ほども書いたように繊維質が多いです。そのため、消化する際に胃腸に負担がかかってしまいます。胃腸の調子が悪いときや薬を服用している際は、避けた方がいいでしょう。

その点、野菜ジュースはスムージーよりも栄養素が少ないものの、ゴクゴクと飲めるタイプのため、消化も吸収もスムーズにおこなえます。