LEZARD
LEZARD 撮影：坂口 正光
“超絶”とでかでかと書かれたお立ち台がステージに置かれています。ということは、お次はLEZARDです。
今回の出演者の中でも一番若手ということもあり、フレッシュな魅力を振りまいて登場。「ぶっとんでいけるかー！暴れる準備はできてるか！」とフルスロットルで煽る来夢（Vo）。１曲目の『負け猫』ではヘドバンが巻き起こり、続いて「ぶっ殺そうか考え中…」という物騒なコールアンドレスポンスから早速本家の『Gekiokoシンパシー』が飛び出してきました。モッシュやジャンプで全力で暴れるオーディエンスたちの勢いも壮観です。
「もっともっと！」とさらにボルテージを高めていき、「東京ー！そんなもんじゃねえだろ！もっと！明日死んじゃうかもしれないだろ！全力で生きて！」という言葉から始まったのは『さよならいむ』。
MCタイムでの公佑（Gt）の「はむはー！」という独自の挨拶ももはやお馴染みのようです。「みなさん（反応してくれて）あたたかいねえ」と公佑。そして「欲望渦巻く新宿ー！いぇーい！お前ら欲望に渦巻っているのかー！」とTACC（Ba）。
「LEZA」＼ドー！／
「HE」＼ロー！／
「ユナ」＼イトー！／
「DOG」＼inTheパラレルワールドオーケストラ／（※一息）
という謎のコールアンドレスポンスも発生し、定番の「おはたっくるぅ〜」やnatsume（Dr）への熱い「ナッツー！」コールも息もぴったりのオーディエンスたち。
LEZARD 撮影：坂口 正光
「他のファンのひとたちもとにかく一緒に〜！」とサングラスをかけたTACCのパフォーマンス（スーパーTACCタイム）からはじまった『SOS』では「かごめかごめ」のメロデイに乗って会場全体が左右に揺れ、楽しそうにツーステップを踏む来夢。
『死ニタイ症候群』、『絶望0ゲーム』とアッパーチューンを披露して、最後に「こんなキラキラした衣装を着てるけど、意味があるんです。僕らが放つその光をみんなが受け取って、みんなにも学校や仕事場でも輝いてほしい」と真剣に語りかけ、『カミサマイカサマ』で締めくくりました。
流れるような言葉遣いと極彩色のサウンドが心地よく、そしてちょっと棘のある歌詞の中にある熱いスピリッツ、LEZARDの魅力。それが全部詰まった時間だったように思います。
【セットリスト】
1.負け猫
2.Gekiokoシンパシー
3.さよならいむ
4.SOS
5.死ニタイ症候群
6.絶望0ゲーム
7.サマーヒーロー
8.カミサマイカサマ
