8月に新ドラマー直人が加入し「臨戦態勢」を掲げて邁進中のダウト。そんな彼らの約1年半ぶりのリリースになるシングル『恋ができない』はメンバーの出演する短編映画も収録されているとか。新体制でさらにパワーアップした5人に直撃インタビュー。
――10月28日にリリースとなった『恋ができない』ですが、約1年半ぶりのリリースになりますね。
幸樹(Vo):みたいですね~。
――そんな他人事のように!
幸樹:そんなに久しぶりな気がしないんですよね。不思議な感覚です。
玲夏(Ba):そう聞いたら、そんな開いてるんだなあって。前のドラムのミナセが卒業した後、そこから半年間スケジュールが開いたんですよね。その間は個々の幅を広げるためにバンドとしてじゃなくて一人ひとりの動いてみようよという期間に当てて。そこで幸樹はソロでCDを出したり、僕はなんやかんやで月1でライブをしていたりしました。
威吹(Gt):僕はその半年間で曲作りと、後は誕生日にソロをライブをしたくらいですね。
――ひカるさんは?
ひカる(Gt):表立っての活動はしてないですけど、バンドが動いてない時にしかできないような勉強をしていました。受験勉強みたいに(笑)。色んな人にも会いましたし、本も読んだし、DJを少しやってみたりもしました。
――直人さんの加入が決まったのはどのくらいの時期なんでしょうか。
直人(Dr):入るのが決まったのは6月くらいですね。「おりいったミーティング」が開かれて…(笑)。
――その前から正式加入するかもしれないという予感はありましたか。
直人:メンバーおのおのがジャブ的なものは何発か打ってきてましたね。その時は受け流してたんですけど「これからの人生どうしよう」みたいに迷っていた時期もあって。
――ミュージシャン人生的な意味でしょうか。
直人:はい。
威吹:そうなの? もしかして就職しようとしてたの(笑)?
直人:そういうわけではないですけど(笑)。でもその後ジャブじゃなくてストレートに「ダウトに入らない?」というパンチが飛んできたので。全員から四発。そんなのかわせませんよ(笑)。なので全身で受け止めることにしました。
――新体制になってからの初めてのリリースですよね。表題曲の『恋ができない』をテーマにした短編映画もついてて凝ってますね。歌詞にも「干物女」というフレーズが出てきたり、恋愛から遠ざかっている女性の話ですね。映画の内容もリンクしています。