『ラッシュアワー』 カーター「あと一時間がんばれ!」
クリス・タッカー扮するカーターがどんな状況でもしゃべりまくることでおなじみの作品。トークが軽妙すぎて、最高に不謹慎だけど気持ちいいですよね。ヒューッてなっちゃう。
高所でぶら下がって、今にも落ちそうなリー(ジャッキー・チェン)に
「パニくるなよ。がんばれ!」
「救急車を呼びに行くからあと一時間がんばれ!」
「お前ならできるさ!すぐ戻る」
と一通り焦らしてからの「冗談だ(笑)」…ヒューッ不謹慎!
ちょっと前に黒幕のおっさんが同じとこから落ちて死んでる(たぶん)のに、このふざけ様である。人命が懸かった状況に冗談をねじ込んでいく姿勢、さすがです。
その後「ごめん…助かったよ…」って素直に感謝するリー。あんたはちょっと怒った方がいいよ。
『メン・イン・ブラック』 K「その調子だ!」
地球に住むエイリアンの管理を行う秘密組織「MIB」のKとJ。2人が出会うエイリアンたちのエピソードがどれも楽しいですよね。
この映画での「言ってる場合か」は、産気づく奥さんを連れたエイリアン(イカ星人)を取り締まるシーン。奥さんの世話を頼まれたJが謎の触手でえらい目にあってるのに、Kは淡々と「その調子だ!」。
Jにしてみれば「言ってる場合か」だけど、Kのベテランならではのこなれ感、渋くて憧れたものです。昔は下校途中とかにちょっと秘密捜査官気分で歩いたり、みんなしたよね。私はしたよ。
リブート版の制作プロジェクトもあるみたいだし、今後の「MIB」も楽しみですね。
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