この日は、アンコールでファンからのサプライズも。客席が一面黄色いペンライトで埋め尽くされ、赤く浮かぶ「EXO WE ARE ONE」の文字。一際大きな「We are one」コールに導かれて登場したメンバーは、ファンが贈る光のスローガンに、「鳥肌がたちました。本当に最高です」(チャンヨル)と感動しきり、カイは涙を拭った。
ファンのあたたかな光に包まれながら、メンバーは3日間を振り返り、「夢を叶えてくださった皆さんに心から感謝します」(チェン)、「本当に幸せでした」(ディオ)、「一生忘れずに胸にとどめておきたいです」(チャンヨル)と口々に感謝を述べ、セフンは「また早く東京ドームに戻ってきて公演がしたいです」と語った。
涙を見せるファンも多かったようで、ベクヒョンは「泣いている方がたくさんいて、僕たちも同じ気持ちです。公演をしながら、皆さんが幸せそうな表情を見せてくれると僕たちも幸せです」。
カイは、「ステージに立ちながら、本当にEXOが愛されていることを感じました。この愛をどうやってお返ししていけばいいのか」としみじみ。続けて、「デビューした当初は、ステージに立って歌ったりダンスをするだけで本当に幸せでした。いつのまにか、こんなに大勢の皆さんの前でステージに立つことができるようになって、本当に、心から幸せです」と喜びをかみ締め、「本当に辛くて大変なときでも、皆さんを見ていると、歌手になったことに少しも後悔はありません。一生、幸せな思い出をつくって行きましょう」と気持ちも新たに語った。
シウミンは、アニメ『クレヨンしんちゃん』のひろし(お父さん)の名台詞を引用し、「『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ』。僕たちはいつも逃げずに、走り続けます!」と宣言。スホは「これから、日本での活動の計画もたくさんあります。『Love Me Right ~Romantic Universe~』をスタートに、アルバムやステージをたくさん愛してください」と呼びかけると、5万人は歓喜の声をあげた。
最後は、メンバーの提案で、客席のサプライズをバックに写真撮影。「We are one!」「EXO、サランハジャ!(愛そう)」という合言葉でドームをひとつにし、ステージを後にした。
日本ツアーは、福岡マリンメッセ公演2daysで2万人、東京ドーム公演3daysで14万5000人を動員。今月13日からの京セラドーム大阪3daysで13万5000人を動員予定で、全8公演で約30万人を動員する予定だ。