本当にうどん!? 驚きのバリエーション
1杯目 三津浜焼き
見た目はただのお好み焼き。うどんが本当に入っているのか!?
最初に私達が選んだのは、愛媛県松山市の港町「三津浜」発祥のB級グルメである「三津浜焼き」。28種類の中で唯一大きな鉄板を使用して作っており、一番うどんらしからぬ見た目だったのでチョイス。
では、実食!
あいき「他のうどんだとうどん・汁・具があるけど、これだけは形が違うので面白い!うどんが食べやすく切ってあるのも良いね」
zuzu「甘辛いタレがうどんに絡みついて美味しい。広島焼きみたいだけど、うどんの方が中華そばよりも麺が太いからとてもボリュームがあるね。屋台であると良さそう」
中には、ちくわやキャベツなどの具が盛り沢山!
あとから調べてみたところ、三津浜焼きと広島焼きは似てはいるものの決定的に違うのが焼き方だそうです。
広島では生地の上にキャベツや具材等が先に乗りいわゆる素焼きの状態のものを、後で麺の上に重ねるのが一般的。逆に、三津浜では生地を鉄板で焼き、その上に味付けをした麺(中華そばやうどん)が先に乗ります。そのため、三津浜焼きは麺が入るものを「台付き」と呼ぶそうです。奥が深い!
2杯目 西尾ナポリタン
さて、次に私達が選んだうどんは地元愛知県の西尾市から出店した「我流」さんが開発した「西尾ナポリタン」。ナポリタンというからには、玉ねぎやピーマンなどをケチャップで炒めたスパゲッティと思い込んで注文。だがしかし、見た目を見ると、あれれ……? 想像していた具材と何かが違う…!?
トマト・あさり・そしてえびせんべい……?
それもそのはず。「西尾ナポリタン」とは西尾市特産のアサリ・トマト・えびせんべいを使うことだけが決まりの比較的新しいB級グルメ。ちなみに、なぜ「ナポリタン」なのかというと、三河湾と西尾市の位置関係が、イタリアのナポリに似ていることから名付けた様です。
また、「我流」さんが開発した「西尾ナポリタン」は、味噌ベースのスープをアサリの卵とじにしている、とパンフレットに記載されていました。なるほど、そういうことだったのか。納得したところで、実食に踏み切ります。
お好みで手造り辛香味油をどうぞ!(とても辛い)
あいき「健康に良さそうだなぁ。あと、うどんでは食べたことがない変わった味。スープスパゲッティみたいな」
zuzu「かき卵・ミニトマト・アサリ・青葉・海苔が入っていて、魚介スープのうどんって感じ。そして、そこにラー油が入っているので、不思議な味になっているね。ダシが沢山入っているから、スープが凄く美味しい」
手造り辛香味油が思いの他、とても辛かったので辛いのが苦手な方は控えめにした方が良いかも知れません……。