ふしぎの国のアリス [Blu-ray] ©Disney
1951年7月に公開された映画『ふしぎの国のアリス』主人公のアリスを始め、白うさぎやハートの女王、チェシャ猫など、作品に登場するキャラクターたちは、多くの人に愛されています。
実はこの映画の原作となった、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が出版されたのは、1865年11月26日のことでした。
今年2015年は、原作の出版からちょうど150年にあたるのです。
今回はそんな原作出版から150年を迎える『ふしぎの国のアリス』について、5つのトリビアをご紹介します。
1. ディズニーのアリスは、2つの原作のミックス
ディズニー映画では『ふしぎの国のアリス』というタイトルになっていますが、実はこの映画はルイス・キャロルが書いた『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の2つの原作をミックスしています。
例えば、双子の兄弟であるディーとダムは、『不思議の国のアリス』ではなく『鏡の国のアリス』に登場します。
ディーとダムは、もともとイギリスの童謡である「マザー・グース」の一つ「トゥイードルダムとトゥイードルディー」から作られたキャラクターです。
このほかにも、『ふしぎの国のアリス』に登場するハートの女王は、『不思議の国のアリス』のハートの女王と『鏡の国のアリス』の赤の女王を合わせたようなキャラクターになっています。
ちなみに、道を消してしまう「ほうき犬」は、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』どちらの原作にも登場しない、ディズニーオリジナルのキャラクターです。
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