4.『たった一通の手紙が、人生を変える』(水野敬也)
会話だけでなく「書くスキル」も社会人には必要です。でも「上手な文章ってなんだろう?」という疑問のある方におすすめなのがこの一冊。
「ガンジーがヒトラーに送った手紙」や「川端康成が親戚に借金をお願いした際の手紙」などを引き合いに、読み手の心に刺さる手紙の書き方を紹介しています。
最近は手紙を書く機会が少なくなりましたが、メールや企画書を作る際にも手紙と同じように「書く力」は求められます。書く力を鍛えれば、あなたの人生が本当に変わってしまうかも。
■人生や生活に役立つ2冊
5.『最後のダイエット』(石川善樹)
残りの4冊は仕事だけではなく人生全般に役立つ本をご紹介します。まずは、こちらのダイエット本。
みなさんも一度はダイエットにまつわる本や雑誌を買ったことがあるのでは。 しかし、ダイエットに成功した人はなかなかいないと思います。
それもそのはずで、風邪の特効薬がないようにダイエットにも万人が必ず痩せられる方法はないからです。年齢や性別、体重など人によって、痩せるための方法や改めるべき生活習慣は様々。
そんな人それぞれの痩せかたについて対応したのがこの本です。ダイエットだけじゃなく、健康的に生活するためのコツも豊富に紹介されています。
6.『赤めだか』(立川談春)
今最もチケットが取れない落語家と名高い立川談春が、師匠である立川談志との思い出を綴ったエッセイ。
“己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです”
“どのみち人間生きていくためには、苦労、辛抱はつきものだが、我慢できる苦労とできない苦労がある。同じ苦労なら我慢できる苦労を選びなさいってことだ”
などなど立川談春や立川談志の人生哲学が凝縮された一冊。落語を知らなくても、ためになり、楽しめる内容となっています。