十分可愛いのに、「自分を好きになれない」「容姿に自信が持てない」と悩んでいる女性って結構いますよね。
そんな気持ちでいたら、おしゃれにも恋愛にも前向きになれないでしょう。なぜ、自己肯定感が低くなってしまったのでしょうか?
もしかしたら、ビューティーキラーの仕業かも……!?
ビューティーキラーとは、豊川月乃さん著『ますます美人になる人 どんどんブサイクになる人』に出てくる言葉で、キレイになりそうな女性の邪魔をする人のこと。
今回は、身近にひそむビューティーキラーの対処法をお伝えします。
こんなに近くにいる! ビューティーキラー3タイプ
女性が自分自身に抱くイメージを引き下げるような言葉をかけてくるのがビューティーキラー!
どんな悪人かと思いきや、その正体は家族や恋人など、大好きな人であるケースがほとんどだとか。本人たちには自分がビューティーキラーだという自覚はなく、むしろ好意や親切のつもりなだけに厄介です。
特に親しい人の言葉は影響力が強いため、たった一言でセルフイメージを書き換えてしまうケースが多発中。
次に挙げるビューティーキラーたちは、かなり強力ですよ。
(1)子離れ下手ママ
「あなたは昔から〇〇なんだから」と、いかにも理解のありそうな言葉で"呪縛"をかけてくるママは、ビューティーキラーの確率が高いです。
あなたのことはあなた以上に知っている。そんな言い方をされると、娘はそのイメージから外れた行動をとるのが難しくなってしまいます。
母親に悪意はなく、単純に親心から出る言葉だったりします。
ただ、娘が心配で危険な目に合わせたくないから、子どもに自分とは違う価値観が育ちつつあると、「あなたはそっちに行く子じゃない。昔から〇〇!」という論法で、ブロックしてきます。
害になる言葉は聞き流す
豊川さん曰く、実家を出て一人暮らしをするのがベスト。
ビューティーキラーの影響をカットするには、物理的に離れることです。
家から離れられない場合は、「キレイになってどうするつもり?」「おしゃれしても出かける場所がないでしょ」のような、水を差すような言葉は聞き流しましょう。この手の会話に返事する必要はありません。
(2)憎み切れない悪友
「その服、似合ってないよ」などと、マイナスのファッションアドバイスをしてくる悪い友達も、ビューティーキラーかも。センスを磨こうとする挑戦を、高い確率で止めようとしてきます。
似て非なる存在が、俗に「マウンティング女子」と呼ばれる層です。
自分が優位に立ちたいから、言葉で相手を引っ張り下ろそうとする。悪意があるのが伝わってくるので、まだ対抗のしようがあるのでは。
一方、ビューティーキラーは、純粋に友達のことが大好き。ただ、成長した仲間に去ってほしくないため、低いレべルで引き留めようとします。
結果的にはマウンティングと似たような行動をとるし、ビューティーキラーのほうが対処が難しいです。悪気がないからこそ性質が悪いかもしれませんね。
憧れの集団に入っていく
自分が今いるステージによって、つきあう人の質も変わっていくもの。そろそろ、その友達グループからは卒業する時期が来てしまったのではないでしょうか。
できれば勇気を出して、自分がこうなりたいなと憧れるような人の輪に入っていくのがいい、というのが豊川さんの見解です。
素敵になろうとする人がいれば、応援してくれる人もいます。人の足を引っ張る人ではなく引っ張り上げてくれるような人と、実りの多い交流をしてはいかがでしょうか。