もうすぐ新学期が始まります。新しい人間関係が出来る時期ではありますが、マウント女子、ママ友など、女性同士の人間関係はなにかと問題が起きがちです。

そこで、実際にマウント女子やママ友との人間関係を上手に運んでいる女性や、女子のドロドロが飛び交う職場といっても過言ではないキャバクラで働く女性陣にインタビュー。

ストレスを最小限に抑える、女性との人間関係の築き方をご紹介します。

1. もらった恩は返しても、こちらは見返りを求めない

「女子同士の愚痴でよく聞くのが“私は○○してあげたのに!”発言。見返りを求める女性が、めっちゃ多い。だから、してもらったことに対してはお礼を伝える。小さなことでいいから、恩を返すようにするを習慣にしています」と、Sさん。

お礼を言われて、気分が悪くなる人はいないはずです。また、あわせてコンビニのお菓子でもいいので、軽くお返しをしておくと好印象になります。

ですが、Sさんによれば「その代わり、自分がギブしたものには返ってこないと心得ています。期待するから、裏切られたときのショックが大きくなってしまうんですよね。だから“今は徳を積む時期。いつかいいことになって返ってくる”と考えるようにしています」とのこと。

戦わない・求めないスタイルの人に、わざわざマウンティングしてくる人はいないはずです。

もしされたとしても、流されることに相手が飽きる可能性大。変に張り合ったり、戦いに入らないようにしましょう。

2. ここからは明かさないというラインを決める

最近は「とりあえず写真を撮って、とりあえず写真をSNSにUPする」という流れがあります。そのため、連絡先よりもInstagramのアカウントを先に交換することも……!

このときに安易にアカウントを教えてしまったり、なんでもかんでも写真をUPすることに許可したりしていると、知らないうちに全世界へプライベートを全公開することになってしまいます。

なのでAさんは「昔で言う“口の軽い子”みたいな存在ですよね。なんでもみんなに明かしちゃうみたいな。

なので、私は“親しい友だち以外にはここまでしか明かさない”というラインを決めています。そしてそれを徹底すること。どの人にも同じようにラインを引いておけば、変に明かされることもないですし」とのこと。

ママ友や職場の人は、友だちではありません(友だちになりたい場合は別)。

ある目的や共通点があって繋がっているわけですから、ラインを引いておくことで、お互いに気持ちよくお付き合いをしていけるのではないでしょうか。

3. 人からの意見よりも、自分の印象で決める

キャバクラでは「あの子は店長と付き合っている」「絶対にお客さんと枕をしているよね」などという噂が日々、飛び交っています。

その噂を聞いて、ターゲットの女性がヘルプでつくのを避けたり、待機中に話しかけなかったりと、周りも避けるようにしているのを何度も見てきました。

筆者が働いていたお店でも頻繁にそんな様子を目にしていましたが、実際にターゲットとなっている女性と話すと、事実無根なことがほとんど。人からの意見や先入観に惑わされてしまっている人が、本当に多いのです。

人からの意見よりも、大事なのは「あなたがその人をどう感じているか」。毎回、人からの意見や先入観に惑わされていると、いつかはあなたがターゲットになってしまう可能性があります。

「そこには自分は入りません」という暗に意思表示するためにも、自身の目で見たものや印象で相手と接するようにしましょう。それだけで、女子同士の争いに巻き込まれる率がぐんっと下がりますよ。