4. 目的を忘れない

マウンティングをするために、ドロドロの人間関係を築くために、その場所へ参加したのでしょうか?

「キャバクラなら、お金を稼ぐために入店したはず。なのに、キャスト同士がマウンティングしあっていたら、お店の雰囲気が悪くなります。

そういうのは隠していてもお客様に伝わってしまうもの。“お店にまた来たい”と思ってもらいにくくなるわけですから、お金を稼ぐという目的を達成しにくくなるわけです。

と考えると、キャバクラで出会った人とドロドロするほどのお付き合いをする必要ってあります? 目的のことを考えて、表面上のさらっとしたお付き合いでよくないですか?」と、Mさん。

女性は、繋がった人全員とある程度の深さまでお付き合いをしたがる傾向にあります。ですが、大事なのはその場において達成したい目的を達成することです。お子さんの小学校でのお付き合いならば、お子さんが過ごしやすくなるようにすることが目的です。

つまり、助け合えるママ友関係を築くことが大切であって、ボス的なママに気に入られることでも誰かをマウンティングすることでもありません。

人の顔色などにこだわりすぎず、目的を忘れずに人と接することを忘れないようにしてみるといいのではないでしょうか。

キャバクラ時代、周りに気を使いすぎて、マウンティング争いなどに巻き込まれて、私は倒れたことがあります。この時の私は、そもそもの目的を忘れ、色んな噂に振り回されていたように思います。

生きているだけでも、子育てしているだけでも、仕事をしているだけでも大変なわけですから、人間関係で変に気負いすぎてはしんどくなるだけです!

無理せず、自分らしさが保てる距離感を忘れずに、新学期は過ごしやすい人間関係を築いていってください。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。